素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

歪められた歴史 VOL.5(その2)





   そうは言っても西南戦争後、伊藤ら元勲の時代に入り、いよいよ明治時代は上っていくで
  はないか!今までの言説は的外れではないか!それは「明治」、「大正」、「昭和」と時代
  を区切っているからであって、私は、大日本帝国憲法公布以前を「明治維新時代」、それ以
  後終戦までを「大日本帝国時代」としたらいいと思っております。「大日本帝国時代」がさ
  らに「明治(後半)」、「大正」、「昭和(戦前)」に分かれるのです。そうすると現在は
  「日本国時代」であり、「昭和(戦後)」、「平成」に細分される。

   確かに伊藤ら元勲たちは、時代とともに上っていく明治の大躍進に大いに貢献しました。
   でも、樺山伯爵が「カス」と呼んだ、これら元勲の後継者たちが日本を敗戦という破滅に
  導いたのだと私は考えます。「明治」という区切りではなくて、「大日本帝国時代」という
  スパンで考えるなら、西郷の直観どおり、彼ら「カス」たちが日本を破滅の道に導いたのだ
  と思います。〔明治維新時代、太平洋戦争時、かの国の諜報活動(ヒューミント)が我が国
  にどのように作用したかははぼ掴みましたが、大正時代を中心のその間がまだわかりま
  せん。いずれわかるでしょう)

   そんな歴史の区切り方はおかしいと言われるかもしれませんが、日本史は日本が主人公
  だから日本中心でいいかのようですが、近現代史を考察するなら、「世界史」の中の
 「日本史」ではいと意味がないと思います。

   日本が幕末維新で大揺れの頃、かの国の人は第1次、第2次世界大戦はもちろん、ロシ
  ア革命、ドイツのファシスト政権(ナチス)、第3次世界大戦までも青写真を既に描いて
  いたのであります。(彼らにとって日露戦争に日本が勝利することは計算外だったでしょう)
   「国家100年にの計」と言いますが、「世界100年の計」であります。
   そんなスパン・スケールの中で「明治」、「大正」、「昭和」と区切ってみたところで
  近視眼的過ちをおかすだけで有用ではないのです。それらは学究の徒に任せておけばい
  いと思います。換言するなら21世紀時点から「日本の近代」を再検討することの優位
  性は20世紀時点より大きなスパンで「歴史」を鳥瞰できることに求められます。



   〔大日本帝国時代〕

    大日本帝国憲法公布 ~  終 戦  ⇒ 56年                                                   
              (1889年)    ~     (1945年)
  


   〔日本国時代〕
    
    日本国憲法公布    ~  現 在  ⇒ 64年

              (1946年)    ~      (2010年)


   明治時代は爆発的な勢いで日本が近代化する輝かしい時代でしたが、戦後だって
  「戦後復興」、「高度成長」、「昭和元禄」と明治維新に負けず劣らず、いやそれ以上に
  輝かしい時代だったと思います。
   大日本帝国時代は56年で「敗戦」を向かえ滅びました。   
   現在、日本国憲法公布から64年を数え、日本は「第2の敗戦」を向かえるかもし
  れません。
第2の敗戦とは、もちろん、国家財政破綻してIMFの管理下に置かれ、中国
  人民元主導のアジア統一通貨に日本(円)が飲み込まれることです。それは先の敗戦より
  屈辱的で過酷なことなのです。(日本財政だいじょうぶ論が散見されるが、以前も述べた
  ように国家財政破綻する、しないが論点ではなくて日本を破たんさせたい人達がいて、
  それを阻止できるか否かの問題なのです)

  
   経済学でいうコンドラチェフ・サイクル(50~60年の景気サイクル)は、国家
  にもあてはまるのでしょうか?

   また、明治憲法後確立された「官僚制」という表現は教科書的記述で、西南戦争後の意義
  と言われるように 「太平洋戦争による敗戦を経て現代でも続く、長州藩閥の影響に
  よる内務省族主導の政治体制が始まった」
というのがリアルなところだろう。
   副島先生曰く、ヘジェモニー・サイクル(世界覇権の移動)は100年超(120年)サイ
  クルだそうだ。大日本帝国憲法公布から120年後といえば、2009年。

   昨年の総選挙・政権交代は革命であると以前にも述べた。
   「革命」とはある勢力が粛清されることであり、官僚(長州藩閥の影響による内務省族)
  が、120年サイクルによってそうなる運命なのではないでしょうか?

                         (つづく)






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