素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

不思議の国の弱体政権とTPP(前編)

   



   すったもんだの末、柳田法相が辞任した。
   仙谷、馬淵へと問責責任が波及するかしないか、しまいと踏んだだろうな。
   (ア)菅政権は支持率急落、いよいよ末期症状が露呈し始めた。
   来年3月まで持たないだろう、何とか年内まで持つか、そんな感じだね。
   だから、言ったんだよ、「3ヶ月しかやっていない」と言い張っていたが、それだけでもはっ
  きりわかるほど「宰相としての資質」に欠けることがはっきりしていたんだから。
   それに、そもそも「天下取り」の筋道が邪道そのものなのだから、持たないのは当然だ。


   (ア)菅政権は、衆議院で安定過半数を占めているが、参院で「ねじれ」れているうえ、
  「国対政治」すらまともに出来ないと野党に足元見られているのだから、まともに法案が通
  らない。さらに野党のみならず、与党内に小沢グループという「党内野党」まで抱え込んで
  いるのだから「弱体政権」である。
   予算関連法案すらまともに通らないクセに、この御仁は妙に張り切っているんだ
  よね。

   何についてかって言うとTPPについてです。    
   
   こんなに乱暴なことを拙速に取り組むべきでないことは火を見るより明らかなのに、財界
  はどうにもこうにも推進したいらしい。やっぱり、悪徳ペンタゴンの一角だな。
   世論もTPP推進が50%を超えているようだ。
   本当にわかっているのか?
   康夫ちゃんが言うように、農業にとどまらず金融、保険、医療、放送、果ては公共事業まで
  門戸を開けと言ってくるぞ。
   しかもビット(入札)の際のWEBは、英語のWEBを準備しろと要求してくるだろう。
   
   そうこうしているうちに、国内から自発的に英語を第2公用語にしようという機運が高って
  くるだろう。それ自体、別に悪いこととも言いきれないが、全体の流れを考えるとどうも
  アブナイ。第2公用語として英語の採用が決まったところで次に何が待っているのか。
   おそらく、資格試験の国際統一をはかるべく、例えば公認会計士試験が英語で行われる
  ようになるだろう。これもそれほど危惧することではない?でも、さらに次が待っている。
   民法はともかく商法とかビジネスに関する法律は国内業務でも

   「英米法に準拠し、管轄裁判所はニューヨーク州立裁判所とする」
   
   とビジネス書類に英語で記載されるようになるだろう。   
   小説「司法占領」の世界だね。でも、まだ先があって・・・・。
   仮にここまで進んだとしても、まだ気づかない人が少なくないんだろうな。

   このテーマはもっと掘り下げないと納得しない人も多いだろうから、詳細は別の機会に譲
  ろう。


   それにしてもさめた頭で事態を眺めると、不思議としか言いようがない。
   だって、TPPみたいな「大改革」は本来、政権基盤が安定した政権にしかできなハズなん
  だよね。議院内閣制というより大統領制、お隣の韓国のイ・ミョンバク大統領とかやり手が
  トップダウンで遂行するしか実現不可能なことだよ。

   つくづく、日本は不思議の国だよ。

                   (つづく)

 


  

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