素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

不思議の国の弱体政権とTPP(後編)

   


   そもそも、どさくさに紛れて拙速に通過される法案はロクなもんじゃない。
   「9.11」の後、内容精査するヒマもなく可決された「愛国者法」しかり、1913年、クリスマ
  ス休暇のどさくさに可決した米連銀に関する法律しかり。

   なぜ、今の日本が不思議の国になったか考えるに、「悪徳ペンタゴン」の認識が
  決定的にズレていることに求められると思います。

   高度成長期、アメリカが様々な注文つけてきたのだが、日本は比較的自由に経済活動
  ができた。そのお陰で日本は世界第2位の経済大国になれた。
   この頃、悪徳ペンタゴンは「超合金」とむしろ称賛すらされた。
   部分的には様々な矛盾を抱えながらも。
   既得利権の死守とともにこの時の成功体験が忘れられないことから、この連中
  は今でも、「アメリカについていけば間違いないんだ」と頑なに信じている。

   ところが実際のアメリカはかつてのアメリカと決定的に違う。
   パパブッシュが表舞台に出てきてからは日本からむしり取ることしか考えていない。
   さらに、アメリカが経済を中心に内実はボロボロであるにもかかわらず、この連中はいま
  だに、高度成長期の、戦後の、20世紀の思考から抜け出せない。
   「アメリカについていけば間違いない」と考えている。

   対米独立派が台頭し始めると、彼ら悪徳ペンタゴンはむしろ自らのスタンスを先鋭化させ
  ている。単なるメタファーではなくリアル存在として彼らがこれほどに浮き彫りにされた
  時代もないだろう。その筆頭がマスゴミであり、これに次ぐのが新米保守だろう。
   (副島先生ではないが、私は両者が哀れな末路を向かえると思っている)
   悪徳ペンタゴンの先鋭化されたスタンスとは対米独立派への「攻撃」という形で
  現れる。ひらたく言うと、このスタンスは「売国行為」以外の何ものでもない。


   米国は、TPPというデ・ジュールスタンダードを日本に押しつけ、何とか自国の延命を
  図ろうとしている。GDP世界第2位(中国)と第3位(日本)に韓国、シンガポール、
  さらにベトナム等の振興国にロシアが部分的にでも加われば、北米を凌ぐ経済圏が出来上
  がる、これだけは何としても阻止したいというのが米国の本音だろう。
   リーマンショック以来の窮状を脱すれば、アメリカは再び世界覇権国家としての輝きを
  取り戻すだろうか?答えはNOである。ロシアも中国もインドもイスラムも南米も、 日本
  以外は、
アメリカが自滅するのを待っている。例え金融をリセットしても、もうアメリカが
  世界覇権国家としてかつての輝きを取り戻すことはないように思える。
   それにあんなファシスト牛耳られてた国にしゃしゃリ出てもらっては困る。
   日本は相変わらず「アメリカについていけば間違いない」と思っている人々がどっかりと
  腰を据えている。日本はつくづく不思議な国だ。

   
   悪徳ペンタゴンが暗躍して「弱体政権」であればあるほど「改革」という名で語られ
  る米国の日本むしり取りはうまくいく。

   では、政権はいかにして弱体政権となるのだろうか?
   首相(政権)に固有の資質もそれなりのウエイトを占めるが、かなりの部分をかつてより
  頻繁に行われる「世論調査」によるものである。「世論」は国民の声の反映であるという
  建前であるが、実際にはマスゴミが作っている。つまり、マスゴミが「弱体政権」を作って
  いると言っても過言ではない。
   政権交代とは「権力の交代」のことであるが、「第4権力」いや、今や「第1権力」の
  マスゴミが制度疲労したまま温存されると、変わるべきものが変わらない。
   だから、世の中変えたいなら「政権交代」と供に「マスゴミ交代」しなければなら
  ないのだ。



   米国にすれば(ア)菅首相のような「弱体政権」こそ好都合なのだ。
   そのため、CIA ⇒ 電T ⇒ マスゴミによる政権弱体化プログラムが推進されている。
   昨年、逝去された太田龍氏がこんな言葉を残しています。
   
    自民党が崩壊しつつあることは事実です。なにしろ、小泉前首相が6年近く、
    徹底的に自民党壊しに狂奔したのですから。つぎは民主党を壊す順番だと
    思います。「民主党破壊」がイルミナティーのこれからの仕事です。

    ~ 船井 幸雄 太田 龍 共著 「日本人が知らない『人類支配者』の正体」~
 


   これは政権交代前の言説だが、事態は太田氏の予測どおりに推移している。
   今や民主党は崩壊へ向かっている。野党はシメシメと思っているのだろうが、それは浅薄
  な思考というものだろう。「弱体政権」へとマスゴミ(電T)を使って誘導しているCIAは何を
  考えているのだろうか?
   CIAは2025年の日本の政治について以下のように予測してる。  
    
    政治面で一党支配体制が終焉した後、自民党はいくつかの党に分裂。
    その後は度重なる政党の合従連合が続き、日本政治はバラリシス(麻痺状態) 
    に陥る可能性が高い。

                    ~ 「東洋経済」2010年2月6日号 ~
    

   要するに「安定政権」は無くなり、「弱体政権」ばかりになると言うことだ。
   実にアメリカに都合の良い日本の近未来だな。「予測」とか言っているが、彼らの言う
  「予測」とは彼らの「アジェンダ」にほかならないと私は考える。
   彼らの予測(≒アジェンダ)どおりになったら、日本はどうなるのか?
   太田龍氏にもう一度語ってもらいましょう。

    自民党も民主党の破壊して、イルミナティーが日本に対してどのような政治
    構造を準備しようとしているのかというと、それは目にみえるような植民地
    奴隷化政策なのです。

                      ~ 引用 前掲同署 ~


   「属国(見えない植民地)」から「目にみるような植民地」―― それは、日本が経済的
  主権(自国通貨発行権)を失う時、または国内法より英米法を準拠するようななった時に
  現れるだろう。 

   そうならないためには、今、我々が声を上げ立ち上がらなければならない。

                                (了)



東洋経済 10年2.6号
CIAに限らず「予測」とは、その組織に
とって都合のいい「未来」、つまり「予測」
ではなく「アジェンダ」じゃないかという
思いを強くしています。


 


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