素晴らしき放浪者の戯言

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江戸三十三箇所 第十三番 護国寺(中編)

   



   さて、お寺巡りに戻ります。
   護国寺は様々な「ほとけ」が鎮座しておられます。

   如意輪観世音菩薩、薬師十二神将、馬頭観世音菩薩、地蔵菩薩、大自在天、不動明王

   これらの「ほとけ」について述べましょう。
   (馬頭観音については以前述べましたので割愛します)



 〔超基礎からわかる佛教〕

     ~如意輪観世音菩薩、薬師十二神将、地蔵菩薩、大自在天、不動明王の巻~

  
   【如意輪観世音菩薩】
    
    「如意輪」とは「車輪をもつ如意珠」の意である。
    この観音の名は、「車輪がどこへでも転がってゆくように、意のままどこへでも
    現れて衆生を救う」観音という意味である。
    あわゆる方面に顔を向けた十一面観音でも、千手の腕で衆生を救済するという
    千手観音でも満足できなくなった信者の願いが、どこへでも来て救済の手を伸べ
    てくれる如意輪観音という観音を生み出したことが伺える。

    ~ 信者のわがままにあわせたという訳ですね、西洋では考えられません ~

    如意輪観音の像に多面のものはない。
      (中略)
    わが国で平安時代以後に盛んに作られた六臂像では、左手第三手に法輪を持って
    いる。

    ~ この観音がインドで成立した定かではないらしい ~

    敦煌の千佛洞には六臂の画像があり、おそらくは中央アジア方面において成立し
    たと思われる。

   
   【薬師十ニ神将】
    
    薬師佛の眷属(けんぞく)である。
    十二神将は以下のとおり。

    ① 宮毘羅(くびら)=金毘羅(こんぴら)、② 伐折羅(ばさら)、③ 迷企羅(めきら)
    ④ 安底羅(あんてら)、⑤ 頞儞羅(あんにら)、⑥ 珊底羅(さてら)
    ⑦ 因達羅(いんだら)、⑧ 波夷羅(はいら)、⑨ 摩虎羅(まこら)
    ⑩ 真達羅(しんだら)、⑪ 招杜羅(しゃとら)、⑫ 毘羯羅(びから)
 
     梵名はひとつですが、日本の呼び方はいろいろあるようです。 
     眷属(けんぞく)とは一族、家来とかいう意味もありますが、仏、菩薩に従う者
     の意味のようです 。十二神将は十二夜叉大将とも言われ、それぞれ、七千の
     夜叉を率いています。でも「夜叉」とは悪霊のイメージがありますね。

   【夜叉】

    神妖の一種。ヤクシャ ysksaの写音で「薬叉」とも書かれる。
      (中略)
    後世には、醜怪な容貌をし、大力があり、人の精気を吸い、血肉をくらう獰猛凶悪な
    悪魔とされる。

   ~ 途中で変わってしまったわけですね。何でそうなったかはいずれ調べましょう ~
     
    やや脱線しましたが、十二神将には十二支が対応して時間、方角を分担して守る
    そうです。さらにそれぞれの神将には本地(化身前の本来の姿)の仏・菩薩・明王
    などがあるそうですが、何せ「超基礎からわかる」ですからこれは割愛します。


薬師十二神将




   【地蔵菩薩】
   
    釈迦入滅ののち弥勒佛の出現するまでの間、六道の衆生を教化する菩薩。
    わが国では、右手に錫杖(しゃくじょう)を持ち、左手に宝珠を捧げた
    僧形の像として表象され普及し、その石造がひろく路傍にまで建てられた。

    ~路傍のお地蔵さまが当たり前と思っておりましたが、日本だけかもしれない ~  
 
    わが国における地蔵信仰は古く、奈良朝以前に遡り、地蔵菩薩に関する
    霊験譚も数多く伝えらえている。(中略)女人安産とか寿命長遠とか穀物成熟
    とか十種の福徳があるとされる。
     

地蔵菩薩
   右側は日本以外の地蔵菩薩?

 
   【大自在天】
  
    大千世界の主とされ、崑崙山の荘厳の宮殿にあって、六十の天神に護られ、
    百千の天女に囲繞(いにょう)されているという。


大自在天
   



   【不動明王】
    
    五大明王(五大尊)あるいは八大明王の一で、その主神。忿怒の形相物凄く、
    色は青黒くて猛々しく、右手には「降魔の利剣」を持ち、左手には羂索(けんさく)
    を握り、背に火焔を背負う姿で表象される、佛教における忿怒尊の代表的な
    ほとけ。種々の煩悩を焼きつくし、悪魔を降伏し、菩提を成就させ、さらには
    長寿を授けるとして、平安朝初期以来ひろく尊崇された。


不動明王
   これも我々が知る「不動明王」とやや違う。

 

                      ~ 以上、出典「日本佛教語辞典」~ 




新薬師寺
  新薬師寺の薬師如来と十二神将をフィーチャーしたJRのポスター(東京駅にて撮影)

                         
                               (つづく)

                   





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