素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

結局、「20世紀型」では何も動かんのだ。

   



   あ~あ。冒頭からタメ息でも申し訳ないが、これが偽ざる心境であります。
   民主党両院議員総会、民主党大会が終わり、与謝野氏の政権入りが決まり、小沢氏の
  政倫審出席、強制起訴を控えて、いろいろコメントすべき事があるのだが・・・。
   瀕死のはずの(ア)菅内閣は、米国技術指導、官僚・マスゴミ合作の生命維持装置を
  供与され、“虫の息”のまま生かされるようだ。
   与謝野氏の政権参加を見るにつけ、米国(CIA)のアジェンダ
  「2025年 日本政界は機能不全」に向けて、一歩、一歩着実に歩んでいるようで暗澹たる
  気持ちになってくる。


   それじゃ、「政界再編だ」、「世代交代だ」と騒ぎだす輩がいるが、これらも「改革」同様
  今や、空念仏としか私には聞こえない。
   順番が前後するが、「世代交代だ」と言ったところで、二大政党制が熟していて、10年
  以上のスパンで若手を育てている米英でもないし、「文壇」同様、弊害を指摘されつつも、
  人材育成という点では一定の役割を担った「派閥」も有名無実となった日本政界において、
  「世代交代」なんて危険な博打は、昨今の松下政経塾系の体たらくを見るにつけ、軽々しく
  言って欲しくないし、御免こうむる。

   では「政界再編」すれば展望が開けるだろうか?
   期待したいところだが、これも現状のまま行われるなら望み薄と言わざるを得ない。
   何故、そんなことが言えるかというと、
  「20世紀型思考」から抜け出せない政治家(老若男女を問わない)が離散、再結集
  しても、「第二自民党」若しくは「第二自民党プラスアルファ」しかできないからだ。

   「いや、そんなことはありません。我々は古い体質の自民党ではありません」――そう、
  反論する政治家がいたとしても、せいぜい、「地域主権」だの、TPPに代表される「新自由
  主義」を推し進める程度の話だろう。
  (「尖閣の油田開発します」くらい言ってくれれば別だが)

   「新自由主義」は確かに一時、経済は活性化し、デフレは脱却するかもしれないが、
  バブル崩壊がもたらした「失われた10年」以上の惨状が日本各地に広がるだろう。
   そんなことはない?この件だけで別の記事になりそうなので今回は割愛させて頂くが、
  一言だけ述べるなら、「国体」とかつぶやく保守政治家が「地域主権」やらTPPを推進
  するのは論理矛盾である。

   
   「世代交代」も「政界再編」も期待できないなら、どうしたいいのだろう。
   いや、これらそのものには期待すべきことであります。
   ただ、老若男女を問わず多くの政治家の思考が今だに「20世紀型」だから問題なのであ
  ります。例えば、菅直人が「古い政治」として「金権政治」を国民にイメージさせるのは、田中
  角栄の亡霊に取りつかれ、「金権政治」と戦う自称「クリーン」な「市民政治家」としての
  自分に撞着しているのです。「金権政治家」vs「クリーンな市民政治家」?それこそ「20
  世紀型」の古い政治家だ。いや、「20世紀型思考」の人でも、関心ないことだろう。
   繰り返すが政治資金規正法にがんじがらめなのに、角栄みたいに実弾(現金)撃ちまくる
  ことはできない。(自分で集めた金で政治家育成することと、支援組織等から金集め、見返
  りに利益供与することは全然、別のことであり、十把ひとからげに「政治とカネ」とするの
  はあまりに杜撰な言説だ)
   
   現状を見ている限り、検察・マスゴミ・(ア)菅政権の「政治とカネ」作戦は功を奏してい
  るようだ。「世論調査」とやらが正しければのことだが。
   記者クラブメデァアが醸しだす「世論」もどきにすり寄るのは「20世紀的」だ。
   
   やや脱線したが、政治家の思考に戻ると、
 
   「戦後政治」が云々というのも、「20世紀的」。
   「戦後」なんて曖昧な言葉は使うな、「WGIP下の」とそろそろ言い変えたらどうだ。
 
   「冷戦崩壊後」とは最近、あまり聞かないが、これも「20世紀的」。
   一般人はよしとしても、政治家はもう「冷戦構造」がインチキだと認識しなければいけない。
   この「冷戦構造思考」から抜け出せないことから、資本主義こそ唯一正当な経済
  体制と考える。

   誤解のないように付言するが、別に社会主義推進しているわけじゃない。
   これまた、これだけで別の記事になるので省略するが、資本主義も社会主義も「元締め」
  が同じなら、社会主義もダメなら資本主義も諸手挙げて万歳とはならないくらいは想像して
  もらいたい。さらに、資本主義を極限近くまで推し進めるなら、「やっぱり、資本主義は
  ダメで社会主義的経済がいい」と反転しうる可能性を秘めていることを政治家という人の
  上に立つ人なら、承知しないといけない。
   この辺にかすりもしないと、保守を自称する政治家が「新自由主義礼賛者」に
  なったりする。


   いやいや、20世紀は「新自由主義」でも効果上げたし、よかったのだが、
  21世紀は、「新自由主義」のさらにその先が待ち構えている。
   例にによって周回遅れで、日本が「新自由主義」に舵切ることはどのような
  事態を招くか、承知しているんだろか?自称「保守政治家」諸君は!?


   「20世紀型」というより「WGIP型」(戦後型)なのだが、「悪徳ペンタゴン」を
  どれほどリアルかつ詳細に認識しているかで「20世紀型」と「21世紀型」に峻別
 される。

   この「悪徳ペンタゴン」は日本だけではなく、米国の属国は軒並みかもしれないのだが、
  かつては見えずらかったし、必ずしも「悪徳」ではなかった。「超合金」とか呼ばれ、日本
  発展の基盤だった。「20世紀型思考」の人は今でもそう思っている。
   でも、21世紀の今日、これらは「悪徳」以外の何物でもない。
   なぜなら、小泉時代以降、日本の対米隷属が加速・固定化したうえに、肝心の米
  国自体が経済的に崩壊寸前で、日本からむしり取ることしか考えておらず、かつ隠
  れファシスト国家だからだ。

   こんな米国にいつまでも伺候している政・官・財・電は己の利権を失いたくない
  だけで、「保守」ではなく「保身」にほかならない。
 

   「21世紀型思考」は、こんな米国にNOと言わないまでも距離を置くことが肝要だ。
   そのために、対外的(特に東アジア)に不安定になるかもしれないが、これを乗り越えな
  いといけない。この過程を経ずに「独立」などありえない。
   乗り越えるどころか、波に飲み込まれる泥船のごとき現政権には、船長(首相)交代せよ
  よ、と国民が声をあげなくてはならない。
   
   「21世紀型思考」はこれだけでなく、他にもたくさんあるのだが、これがもっともわか
  りやすい。ネットの人々はともかく、一般ピープルはこれすらわからない。
   
   我々は既に承知しているので御免こうむりたいが、やはり「必要悪」しかない。
   それは、FRB解体に向けた米国の経済的崩壊と「ウイキリークス」による既存メディアに
  のらない「真実の開示」、及び、その結果生じる既存メディア弱体化(マスゴミ交代)である。

   これら「必要悪」を経て、「21世紀型思考」の政治家、有権者が過半(いや3割)に
  なった時に行われる「政界再編」、「世代交代」なら、私は歓迎する。






スポンサーサイト

政治 | コメント:0 |
<<日本の国力と将来像に関する単純な算式(前編) | ホーム | ドラッカーの言葉 #5>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |