素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

エネルギーは権力構造そのもの

   

 
   東電の発電及び送電の地域独占を廃止しない限り、エネルギーの転換はできない。
   ホントにエネルギー転換を図ろうとするなら、政治家はそこまで視野に入れないといけ
  ない。前回、そう書いたらさっそく、(ア)菅がコールアンドレスポンスだ。
   昨日の記者会見で「発電と送電分離」に関して、

           【転載はじめ】
    それから全量買い取り制に関連して、送電や発電の分離といった指摘だが、
    これも今回の事故ということだけではなくて、自然エネルギーというのは
    どちらかといえば大規模な発電所は難しい技術であり、いわゆる地域分散
    型の発電ということになる。その場合にどういう、従来は大きな発電所を
    持っている電力会社自身が、自分のそうした大きな発電所に合わせた形の
    配電システムをつくってきたが、自然エネルギーを大きな割合で受け入れ
    る時に、どういう体制が必要になるのか、あるべきなのか、そういうこと
    については現時点、事故の調査といった時点でそこまで踏み込むことは難
    しいが、今後のエネルギーのあり方、まさにエネルギー基本計画などを考
    える中では、当然そういうことについても議論が及んでいくことになるだろう。
    またそうすべきだと考えている。
           【転載おわり】

                    ~ Asahi.com ~ 



  「当然そういうこと( = 発送電分離)についても議論が及んでいくことになるだろう。
   またそうすべきだと考えている。」
 
  
    ほ~、これは意外だ。
    思い切り(ア)菅に肩入れした仮定を想定する。
    
    発電と送電の分離を推進する、いや議論の俎上にのせることを(交換)条件として、
   「東電救済賠償スキーム」をを東電に提示したとするなら、「憲政史上、最低最悪の宰相」
   と散々罵ってきたが、はじめて(ア)菅を少しばかり評価します。
    もちろん、残念ながらそんなことはないだろう。

    浜岡原発停止を要請し国民の支持を得た(ア)菅だが、青山繁晴氏曰く、浜岡停止は
   アメリカの圧力によるものだそうだ。
 
    「横須賀、横田の米軍基地が被ばくしたら、どうしてくれる!
     Fukushimaはもう終わったことだ!今、問題なのはHamaokaだ!」

    なんて具合だろうか?
    アメリカの圧力といえば、平田オリザ氏の発言が波紋を呼んでいるね。
    不思議なんだよ、あのような記事は普通、新聞社の整理部でボツにされちゃうでしょ。
    何か風向きが変わってきたのだろうか?

    さて本筋に戻ると、原発についても(ア)菅は、

            【転載始め】
     定期点検などで止まっている原発については、現在、各電力会社に対して、
     緊急の安全措置をしっかりと準備するように申し上げている。そういった
     ものがきちんとなされたものについて、今後は多少時間がたった中では新
     たな基準などの問題も生じるかも知れないが、少なくとも現時点で申し上
     げられることは緊急的な安全措置も講じられたものについては従来の方針
     に沿って安全性が確認されれば稼働を認めていくことになる 
            【転載おわり】

                   ~ 引用 同上 ~
 

   口先では自然エネルギーだ、太陽光だ、バイオマスだと言っているが、大胆にエネルギー  
  転換する気など(ア)菅にはさらさらない。
    
   震災復興案もショボイし、原発事故対応もコチャコチャ小出しにやって右往左往、遅々と
  して進まない。17日にメガフロートが小名浜港に到着したとかいうが、現在でも建屋地下
  の汚染水は10万トンを超えるというのに、容量1万トンのメガフロートで足りるわけない
  ことは小学生だってわかることだ。処理施設をつくったってすぐ容量オーバー。
    「容量オーバー」か、まるで(ア)菅みたい。(苦笑い)

   何をやっているんだ。 
   以前も述べたように20万トン以上のタンカー買って接岸するくらいの大胆な施策できな 
  いのかね、50~60億円くらいで買えるのだから。
   全くどこまでもチマチマした宰相だ。

    エネルギーは権力構造そのものだ。

   何度も繰り返すが、エネルギーは科学技術が第一義の問題ではない。
   エネルギーの転換を図りたいなら、発電と送電を地域独占し、政、官、マスコミを
  支配する東電の権力構造にメスを入れる以外に方法はない。

   チマチマとして自己保身に汲々とするするしかない政治家には無理な相談だ。
   彼らのすることは東電は温存しておいて、「発電と送電の分離」を議論する?
   どこまでも「青年の主張」から抜け出せないんですな!「市民活動家」出身は! 

   「青年の主張」やら「口先番長」やら、民主党政権をおちょくっているのは(田中)康夫
  ちゃんであります。康夫ちゃん曰く、
     
           【転載はじめ】
    「今後も他国が原子力に拘(こだわ)るなら、寧(むし)ろドイツが新しい代替
    エネルギー市場で支配権を確立するチャンスだ」。
    アンゲラ・メルケル首相が設置の原子力政策再検討諮問委員会に加わった社会学
    者ウルリッヒ・ベック氏の発言です。「脱原発」への再転換を表明したドイツは、
    2050年迄に電力の80%を再生可能エネルギーとする方針を打ち出しました。
    総事業費13兆円でイギリスも2020年迄に7000基もの洋上風力タービンを設置し、
    国内全消費電力の3分の1を賄う計画を発表。原子力大国のフランスも1兆円以上
    を投じ、大西洋岸で洋上風力発電に着手。2020年には全エネルギーの23%を再生
    可能エネルギーに転換します。
           【転載おわり】

                  ~ 新党日本HP 「日本改国」


   力がないクセに外国で「いいカッコしい」したい(ア)菅は、康夫ちゃん曰くのように
  フランス、ドゥーヴィル・サミットで原発事故、エネルギーについて何を語るのでしょうか?
    
   筑波大学の渡邉信教授が昨年発見した光合成に頼らず、有機排水をエサとしてオイルを
   生み出す画期的なエネルギーシフト。
   今週末21日22時~のBS11「田中康夫のにっぽんサイコー!」では渡邉氏を迎え、その夢
   の実体を語り尽くすそうです。






   
 
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