素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

やはり日本人がやるしかない!?(後編)

   

 


  「洗脳工学篇」は難解だと述べたが、私より学があって思想・哲学に詳しくてもおそらく事
  態はたいして変わらない。どんな具合か例示すると、

    第二章 神が宇宙を作ったのではなく、宇宙が神を作った
          - イルミナティーの霊智はかく語る!

    第八章 すべてが始まった場所「無次元」
          - イルミナティーだけが知っている万物の起源とは?
       
   宗教、哲学、科学が混然一体となった世界で、何のことやらチンプンカンプンであります。
   ソロモン王の時代からの古代の叡智を脈々と受け継いできたのは本当かと思わせる。
   宗教、いや呪術、錬金術と科学が別物になったのは近代以降のことであります。
   ニュートンは近代科学の祖のように言われるが錬金術に没頭し、オカルトに片足つっこん
  だ人であることはつとに知られている。彼の蔵書も神学・哲学関連が自然科学の倍以上
  だったそうだ。この時代、宗教、哲学、科学は専門化・細分化されていなかった。    
   MJ12のエージェント曰くの本来のイルミナティーのグランドマスターの一人、ゲーテも
  詩人、劇作家、小説家、哲学者、自然科学者、政治家、法律家であり、万能の天才でした。
   このような事情については、荒俣宏著「理科系の文学誌」などがおもしろい。


            理科系の文学誌
             荒俣宏氏のデビュー作。
             学生の頃読んで、21世紀はまた科学と宗教
             が統合されると思った。
             現実はますます細分化・専門化が進んだ。
  
   
   ひたすら専門化傾向を示す現代はもちろん、我々世代を含めて団塊の世代以降にリベラ
  ルアーツ(一般教養)を求めても仕方ないのかもしれない。旧制高校世代まで遡れば、
  ある程度リベラルアーツが涵養されているのだろう。己の専門分野以外、何もわからない専
  門バカ、科学だけが正しいという「科学教信者」、大手メディアの報道しか知らない情報
  オンチでは彼らには全く太刀打ちできず、めんどくさくなり「トンデモだ!陰謀だ!」と
  つぶやくのです。
   
   難解な「洗脳篇」ではあるが、キリスト教やユダヤ教やイスラム教の一神教の共通の絶対
  神、ヤハウェ(アッラー)はサタンと同一である結論づけている。
   この点は、太田龍氏と見事に一致する。


   「金融工学篇」はうって変って実にかわりやすくなかなか良いこと言っている。

    そしてイルミナティーの目標は、いつになっても決して変わることはない
    ――それは圧政的な宗教や、人々を操ってその自由を奪おうとする政府や人物を
    壊滅させることである。では究極の自由とは何か?――それは、この地球の全て
    の人が、その可能性を最大限に発揮できる平等なチャンスを手にすることである。
    人よりも高い位置へ上る者がいるとしたら、それは目にも明らかな能力があり、
    優れているという根拠に基づいているのだ。
 
         ~ 「イルミナティーだけが知っている 金融工学篇」 p 94~
 
 
    
    ポップコーンを片手に楽しめるような娯楽番組、リアリティーTV(覗き番組)
    ゲーム番組、インタビュー番組、ホームコメディー、病院や法律、犯罪に関する
    ドラマ、年中無休で放送されている全てのくだらない番組が彼らは好きなのだ。
    奴隷の国は奴隷趣味なのである。

                         ~ 同書 p 80~
 
 

    オールド・ワールド・オーダーの言うことを聞いてはいけない。
    消費的自由は罠であり、我々は荒野へと、ゾンビのような人々であふれた大型
    ショッピング・モールへとおびき寄せられ、勝手に流れてくるBGMを聞きな
    がら、自尊心を満足させるにふさわしいブランド選びに専念することになるのだ。
        
                        ~ 同書 p 99 ~


    我々のほとんどが何も考えずエリートに仕え、ゾンビのように生きている。
    我々の持つ能力は全く発揮されていない。我々の世界は、人々が心理学的
    に健康になること、自己実現を果たすこと、真の自己およびそれに伴う真
    の人生を発見することに目をむけるべきである。現時点では、我々のほと
    んどが不正な世界の偽物として生きているのだ。
    エリートによる価値体系を一新するときがきた。

                       ~ 同書 p 290 ~


   ゾンビのジョージ・A・ロメロ監督も近作は単にホラーというより、ゾンビ化した現代人
  とゾンビを重ね合わせているようだ。 
   指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)のJ・R・R・トールキンは本来のイルミナティー
  の会員だったようだ。どうやら「指輪物語」はアトランティスの滅亡を生き残った書物
  に基づいて書かれているらしい。
 
   エルフ族、リーベンデール国として描かれていたのは超古代文明アトランティスのことだ
  という。

    しかしそのとき他の惑星から地球にある生物・・・異星人がやって来る。
    その生物は「神のように」見えるほど・・・光り輝いていた。
    サウロン、サタン、デミウルゴス、闇の帝王、その他どんなふうに呼んで
    も構わないが、その実体は、アトランティスの王を裏切り、仲たがいした
    異星人である(「分割統治」戦略の初期バージョンであり、彼は今日も
    これを使っている)。
    アトランティスの人々は敗北し、その大陸は沈没した。

                      ~ 同書 p 296 ~


   これらは「信じる信じないはあなたしだい」の世界だが、私は超古代文明も超古代における
  異星人の来襲も信じている。


   もうおわかりのように、本来のイルミナティーは初代グランドマスター、ピタゴラスを
  はじめ科学者、哲学者の集団らしい。
 ここまでは誠に結構なのですが、彼らは
  グノーシス主義を信仰していて自ら神になれると考えているのです。この点はどうも
  違うなと思うのであります。
とあるクリスチャンもこう申しております。

    このグノーシス主義は簡単に言えば、人間の魂はもともと聖なるものであって、
    自己の意識を拡大し、霊知を得ることによって、神にもどることができると言う
    考え方です。
    つまり人間は、それ自体が聖であり、人間自身の力によって神になれる、という
    わけです。

    しかし、この言葉は、ある存在がひたすら人間に対してささやき続けている一貫性
    のある言葉なのです。


     そこで、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。 あなたがたが
     それを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、
     善悪を知るようになることを神は知っているのです。」 そこで女が見ると、
     その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木は
     いかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫に
     も与えたので、夫も食べた。
                     (創世記3:4~6)

                   ~ 引用 なんとなくクリスチャン 


   このように書くと何のことかわりませんが、例の「エデンの園のアダムとイブ」の件で
  あります。ある存在とは悪魔のことでしょう。蛇に誘惑されて食べる禁断の果実とは
  「知恵の実」であって、知恵を身につければ自らが神になれるというわけです。
  これはクリスチャンの立場であって、彼らイルミナティーからすれば、この一節こそ一神教
 の連中が人々を叡智から遠ざけるための方便というでしょう。
   この辺の見解の違いはひとまず置くとしても、彼らの主張、

   神のクローンがルシファーでその弟がサタンで、やがてルシファーが神になる

   と言われても・・・・。
   
   どうも八百万(やおよろず)の神々の国に生まれた私としては納得できません。
   それにルシファーが神になるなら、そのルシファーを信仰する彼らは結局、彼らが否定す
  る一神教に辿りつき矛盾ではないないか。彼らがいくらキリスト教を否定しようが、とどの
  つまり同じことではないだろうか。イエスを巡る古代史について、彼らの見解には傾聴に値
  するところもあるが、自らが神になる、仏の生まれ変わりと称するものにロクなものはない。
   弥勒菩薩(マイトレーヤ)の化身とか言う、へらず口たたく男が実質的に仕切る集団が何
  をしでかしたか、まだ風化したわけでもあるまい。彼らはニューエイジ系カルトであることか
  ら、結局はグノーシス主義に通じるということになります。

   彼らはなかなか良いことも言っておりますが、全てお任せというわけにはいきません。
   ここは、太田龍氏曰く、悪魔教の要素が最もうすい民族、大和民族、日本人が立ち上がっ
  て悪魔教と戦わないとダメじゃないかと思うのです。闘うと言っても別に戦争するわけでは
  なく、ソフトパワー、科学技術で戦うのです。

   日本人が世界を変えるのです。
   
   政治3流国から5流国へ転落しそうな昨今の政治状況を鑑みるに、虚しくお寒い限りで
  すが、
   悪魔教の要素が最もうすい大和民族が悪魔教の連中に地震兵器で攻撃されたこ
  とも、そのため起こった原発事故をによって脱原発に舵切ろうとしつつあるのも偶然
  ではあるまい。

   この期に環境、エネルギー技術で日本が世界をリードし、世界先端モデルとなる
  のであれば、「日本人が世界を変える」は決して絵空事ではないと思うのです。
 
   
   私は信じています。
   この過渡的時代をくぐり抜ければ、「ロード・オブ・ザリング」のエンディングのような
  世界が開けることを。

                (了)



  アトランティス想像図
   アトランティスの想像図。楽園という感じであります。









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