素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

ファインゴールとどさくさゴール



   ご存知のように「なでしこJAPAN」がワールドカップでアメリカを破って優勝した。
   (もう、凱旋帰国した)
   オバマもヒラリーもTVにかじりついて観戦していたという。
   そんなアメリカに勝って優勝したことが何とも小気味よい。めでたいことだ。

   当初は「日本はいつでも世界を驚かす」というタイトルであられもない「日本賛歌」を
  書くつもりだった。その方がウケるのだろうが、それはおまかせるとして、今回、率直に
  感じたことを記しておこう。 
   
   体格が違うのは男子も同じなのに女子にできることがなぜ男子にはできない。
   いろいろあるだろうが、
    彼女ら「なでしこJAPAN」はファインゴールとともに、どさくさゴールを決め
   られることではないかと思う。

   中村俊輔選手、遠藤選手、本田選手、フリーキックは昔からお家芸でうまい。
   まさに職人芸―― 日本の伝統。
   これはもれなくファインゴールだ、カッコイイ!

   どさくさに紛れてゴールしちゃう、どさくさゴールが「サムライJAPAN」は、
  「なでしこJAPAN」に比べて少し不得手のように思われる。

   アメリカ戦、宮間選手のゴール、スウェーデン戦、澤選手のヘディング
   これらは「ファインゴール」ではなく、「どさくさゴール」だろう。
 
   もちろん、「なでしこJAPAN」は「どさくさゴール」のみならず「ファインゴール」
  もキレている。

   ドイツ戦、丸山選手のゴール、スウェーデン戦、川澄選手のループシュート、
   アメリカ戦、澤選手のセンタリングのコースをいつの間にか変えるゴール。

   要するに「なでしきJAPAN」は「ファインゴール」と「どさくさゴール」両方できる
  ということであります。換言するなら、「ファインゴール」だけでは、ワールドカップで勝
  ち抜けないということかもしれない。


   ビューティフルなファインゴールはカッコイイ!
   当然、注目を集め語り継がれたりもする。
   政治の世界も同様で、一見、目新しくファインなスキームに基づくソリューションの政策
  化は耳目を集める。
   民主党のようなリベラル派は、ファインゴールの幾何学的な美しさに魅入られて
  いる。

   会計学の田中弘先生曰くのように、イギリス人は「パッチワークの達人」と知られ、その
  様はちっともカッコよくない。でも、この「パッチワークの達人」こそ、イギリス経験論
  山脈、すなわち保守の真髄であるという。

  「パッチワークの達人」とは、もちろん「どさくさゴールの名人」と換言できる。

   サッカーならボランチ、デフェンダー切り崩せばファインゴールできるが、政治はもっと
  骨が折れる。ファインゴールの幾何学的な美学に酔いしれるリベラルな政治家は、康夫ちゃ
  ん曰くの“お子ちゃま”な政治家なのであろう。
   現実のどさくさ(しがらみ)に足をとられ、ファインゴールを決められない彼らは、
  どさくさゴールは全く不得手で、「なでしこJAPAN」と異なり、すぐ立ち往生する。

   このままでは座礁が見えているので、海図を読み直し、新たな航路をそれこそ方程式の
  解を求めるように設定するなら、それは幾何学的美学の新展開といえるだろう。
   鳩山前首相はこれを実行しようとしたが、結局、座礁してしまった。
   (ア)菅はの場合、「パッチワーク」を取り違え、「何でもあり方程式」まで定式化・
  常態化して、すでに座礁しているにもかかわらず、フェリーニが得意としたフェイク
  の“海”を作らせ、航海はまだ続くと言っているのだからあきれかえる。


   ま、何はともあれ「なでしこJAPAN」を見習ってもらいたいものです。









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