素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

朝生「まだまだ原発」(後編)

 



 ◎ ローマクラブ・資源がない・グローバル

   科学的データすらプロパンガンダの道具となり得ることを前回軽くふれた。
   “ラララ科学の子”である石川氏とともかく、環境・原発推進派について述べよう。
   この日のメンバーでは奈良林氏がこれに当てはまるのだが、同氏は折に触れツボにはま
  る発言をしている。
  
    ○ 原発推進派になったのはローマクラブ「成長の限界」が契機でした。

    ○ 日本は資源がないのですから・・・。

    ○ (放射線の基準は国際基準も含めて根拠がないという発言を受けて)
      グローバルな基準に合わせないといけない。


   世の中、環境マフィア、原発マフィアという人がいるが、この御仁の場合、そんなワル
  ではないような気がする。つまり、自覚的ではなくホントに自己の主張が正しいと信じて
  疑わないナイーブな方と思われる。

   ローマクラブ「成長の限界」については何度も繰り返すが、あの当時の既存エネルギー
  科学技術の枠組みで思考した場合であり、「封印された技術」の封を解かなくても、
  いわゆる「自然エネルギー」以外にも常温核融合ほか発電方法はいくらでもあるわけです。
   (そういえば、常温核融合については当日の番組では一言もふれられなかった。
    やはり、原子力発電にとどめをさしてしまうのだろうな)

   地球が「成長の限界」とはまってしまうから「日本は資源がない」という刷り込みを今
  でも信じている。(承知していても、ないと言わざるを得ない立場かもしれない)
   21世紀現在、「日本は資源がない」はずれているだろう、「20世紀の人」だね。 

   72年「成長の限界」は92年「アジャエンダ21」の“持続可能な開発”を経て、
  今日に至る。大いにご説ごもっともな点のも多いが、今から振り返れば、環境ビジ
  ネスの下地づくり、炭素税に基づく世界政府の土台づくりと考えられる。


   奈良林氏はそんなこと知るよしもないだろうから、こんなことを言う。

    「グローバルな基準に合わせなけらばいけない」

   ローマクラブ・資源がない・グローバル―― ほんとにこの御仁は脳をやられて
  いる、洗脳されている。


   別に奈良林だけではなく、学者、官僚、企業家の大多数がこの三大噺のような標語に
  洗脳されている。誤解のないように強調するが、これらの主張の大部分は確かに推奨、
  推進すべきことがらであることは言うまでもない。
   でもね・・・・であります。
   
   今でもCO2悪玉説をうさんくさいと思いながらも、会社でエコエコで商売し、家に
  帰れば奥さんにエコエコで小突かれる方もおられるでしょうから、もう一度言います。

   「地球温暖化CO2悪玉説はインチキです」

   このインチキキャンペーンも、「成長の限界」~「持続可能性」、グローバリズムが
  なければそもそも成立しないのであります。

   原発事故とは直接関係ないが、環境・原発推進派というものをもう一度考えてみる
  必要がある。今や白々しいの一言につきますが、

   「原発はCO2を出さないクリーンなエネルギーです」

   あれは一体何だったのだ!
   この環境・原発推進派は性懲りもなく、このフレーズを繰り返してきた。
   脱原発派も環境問題の怪しさ、恐ろしさを十分に認識してから活動して欲しいもの
  です。


   このあたりは地上波はもちろん、BSーTVでも放送不可能な事柄だろう。
   脱原発、環境問題、その他科学技術に関する事柄で肝に銘ずべきことは、
  すべての科学者が良心と信念に基づいて行動しているわけではないという
  ことです。


   科学的事象すら、彼らの長期的な課題―― アジェンダに使われるということです。

                          (了)





   CO2悪玉説はインチキだと告発する科学者たち。
   環境産業として成立しているので「今さらインチキ」とは言えないとも・・・。
   いつになったらこの茶番劇は終わるのか?






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