素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

ゴダールが教えてくれた VOL.6(その2)

 


 ほんのサワリであるが、「ティーンエイジャー」の覚醒と台頭にロックが利用されて
ドラッグプログラムと併存させることにより、若者が「分裂・不適応」へと嵌めこまれ
ていく様を軽く述べた。
  やがて、彼らは「女性」と共に「消費」の重要な構成要因となり、「大人」と消費
する「個」という括りで、同格となる。
  それはまだ、ずっと先のことであり、次は「女性」についてみてみよう。

  といいつつ私は「ジェンダー」、「ジャエンダー・フリー」について興味がないので
ほとんど何の知識もない。
  若い方には、“神代の時代”、「中ピ連」の女性たちがピンクのヘルメットかぶって
暴れている様が、子供の時の記憶として目に焼き付いているくらいです。

 遡れば1920年代、「モガ」の出現あたり、普通の女性が日常的に化粧するように
なったあたりに始まる事柄なのでしょう。
  「自由」、「平等」、「人権」これらの延長戦上にある「女性の権利」の拡充の背後に
何があったのか、その点に絞って述べたいと思います。


  公民権運動などにみられるように、60~70年代、アメリカでは黒人、女性、
マイノリティーの地位の向上、権利の拡充が始まったのでしょう。
  それ以前と比べ、「女性の地位は向上した」、これが共通認識だろう。
  表面的にはそのとおりですが、必ずしもそうではないようだ。


タヴィストックの主要な目的のひとつは「女性の地位の下落」
だった。タヴィストックは、イエス・キリストが女性らしさという
新たな価値を授けたのは“文明の必然”だったという認識
をもっていた。
そうした価値観はキリスト以前には存在しなかったからである。
キリストの聖務後、女性らしさはキリスト教文明以前には見ら
れなかった尊敬と高い地位を社会で勝ち得た。
            (中略)
タヴィストックはそれを変えようとして、第一次大戦直後に工作
を開始した。

   (やっぱり、1920年代くらいに起源がある訳だ。)

           -「タヴィストック洗脳研究所」 p38(以下ページ数のみ記述)―
              ( )内筆者加筆。  


  何だろうね、「男の権力」とは別次元で、女性は尊敬の対象だったということだろうか?
  世間で言われる「女性の地位の向上」は男と同じ権利、地位を得て、同様に権力を
ふるうこと、要するに「男化」することだね。
  なかなか難しいテーマだが、「女性らしさ」は洋の東西を問わず存在するということだろう。
  引用部分前半は日本流に言うなら、

   「かつて女性が、より『けだかく』『さかしく』信仰の主要な担当者だった時代、
    霊の力を認められていた時代」

  ということになるのかな。
                     (「その3」につづく)



女の都
F・フェリーニ監督「女の都」。
現代の道徳が出来る以前、ローマの
退廃と堕落を描いてきたフェリーニが
百戦錬磨の色事師、M・マストロヤンニ
をしてパンク少女に「君たちは何なんだ!」
と言わしめるシーンが印象に残る。



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