素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

「スマートシティー」ねぇ!?




   我が国では原発推進と自然エネルギー(太陽光発電)へのシフトを巡って、政治家た
  ちは、利権と一体化した政治的党派性に基づき行動し、そこには何ら思想性のないことを
  前回述べた。原発、自然エネルギー(太陽光発電)それぞれ、世界の権力構造に直結して
  いることは言うまでもない。
   「自然エネルギー!マンセー!」と高らかに謳いあげても社会主義国に理想郷を見た、
  かつての左翼のようだとも述べた。
   「そんなことないでしょう」とお思いの方も多いだろうが、かかる事態を立証するが如き
  NHKドキュメンタリーが放送された。(21日放送、24日深夜再放送)

   「親エネルギー覇権争奪戦 ~ 日本企業の戦い ~ 」

   これのどこが社会主義だ!資本主義そのものではないか!
   まあ~、待って下さい、21世紀はそんなに単純ではないのです。

   番組では、「3.11」で被災した東北地方の復旧・復興にあたって新エネルギーが注目
  されていて、各社しのぎを削っていることが紹介される。
   新エネルギー導入にあたっては、更地となった東北地方を「スマートシティー」
  として構築する絶好の好機と捉えている様が描かれる。

   「スマートシティー」とは何ぞよ?
   どうも正確な定義はないようなのだが、

   「最新技術を駆使してエネルギー効率を高め、省資源化を徹底した環境配慮の街づくり」 

   のことを言うらしい。
   具体的には、電力会社の電力供給に依存し過ぎることなく、地域ごとに太陽光、風力な
  どの自然エネルギーを中心とした発電網を形成する。自然エネルギー発電が気象条件等
  で低下した時は、蓄電池システムから電力供給し、それでも足りない時はコントロール
  センターがネットで結ばれた地域の電力供給をいわば「節電モード」にするシステムです。

   番組では、韓国が官民一体となって済州(チェジュ)島で「スマートシティー」を推進し
  ている様が報告される。「節電モード」になると、洗濯機のスイッチ入れても電力使用量の
  少ない時間にしか動かない。彼らも「3.11」後の東北市場を狙っている。
   曰く、「要求レベルの高い日本で成功すれば世界で通用するからだ」

   
   これはほんの一例であってチト調べてみると、
   世界中で200を超える「スマートシティー」プロジェクトが進行中だと言う。
   スマートシティーはいくつかに分類され、新興国に多い「新都市型」と先進国による
  「再開発型」があるという。
   中国では、「新都市型」、「再開発型」双方合わせて100都市のスマートシティープロ
  ジェクトが計画されている。この分野も中国は魅力的な市場というわけだ。
   番組では、日立のスマートシティープロジェクトを中心に構成され、彼らも中国大陸を
  奔走していた。

   世界全体に視野を戻すと、スマートシティーの中核技術であるスマートグリッド
  (次世代送電網)のうち、日米欧で進められているプロジェクトの投資額を合計した
  だけでも、2030年までに100兆円を超える市場になる。さらにスマートシティー
  全体となると、都市インフラ整備への投資額が2030年までに41兆ドル
  (77円換算で3157兆円)というビッグビジネスだ。

   (2030年までというのが意味深、後記詳述)

   当然、ウォール街のヘッジファンドもスマートシティー(新エネルギー)に舵切った。

   日本の政界、マスゴミで原発だ!太陽光だ!と口角泡飛ばしているのはアホらしいね。

                               (つづく)






 
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