素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

「スマートシティー」ねぇ!? VOL.2



   日本、韓国ばかりでなく原発を作ってきたGEも新エネルギーに舵を切った。
   同社は新エネルギーにかける予算を従前の倍の8000億円に増額、研究者を3000人に
  増員した。
   自然エネルギー推進派は快哉の声を上げているのではないか!
   でも、ヒューレッドハッカード(以下「HP」と省略)の取り組みを見ていると、スマート
  シティーの本当の目的は別のところにあるように思える。
   HPは、「スマートシティー」に張り巡らされたネットワークを利用して新たなビジネス
  チャンスを探っているという。キッチンやら部屋のあちらこちらにセンサーを配置し、体温
  やら振動やらをデータとしてコントロールセンターに収集したうえでビジネスにしようとい
  うのだ。例えば、心臓を振動センサーを当てればより決め細かく素早い「医療サービス」を
  提供できるというわけであります。

   この番組のHPのくだりを観て、私は「スマートシティー」とやらの本質を見切ってしま
  いました。
   これぞ、ユビキタス等を駆使した、ジャック・アタリ曰くの「超監視社会」であり
  ます。

   彼の著作を引用してみましょう。

    「監視」は将来の重要な単語となる。

     こうして、まずは超監視体制の時代が訪れる。テクノロジーにより、製品の履歴
     や人の動きがすべてわかる。これは、さらに遠い将来に軍事目的にも利用される。
     まずは、すべての公共の場所に超小型センサーやカメラが設置され、次に企業の
     オフィスや休憩所などの私的空間にも設置される。最後に、オブジェ・ノマド
     自体にもこうした機能が搭載され、人々の往来が監視される。電話により、すで
     に連絡を取り合うことは可能であるが、探知されることも可能となる。生態認証
     技術(指紋、虹彩、手や顔の形)により旅行者・従業員・消費者の監視が可能と
     なり、また数えきれないほどの分析機器により、健康・精神・製品の監視が可能
     となる。
                 ~ ジャック・アタリ 著 「21世紀の歴史」 ~ 


   これらのうち既にいくつかは現実のものとなっている。
   いよいよ、家庭というプライベート空間も「監視」の対象となるわけです。
   まあ~、最初は医療から入るのでしょう。

   「スマートシティー」をテコにアタリ曰くの「監視財」なんてものが存在する
 「超監視社会」へと我々を誘導するつもりです。


   HPの試みがなくても、自然エネルギーを中心とした発電で電力供給が足らなくなると、
  コントロールセンターによって「節電モード」になるなんて、あたしゃ、真っ平御免だね。 
   私の考える「エネルギー革命」(≒ フリーエネルギーの実現)とは全くの別物で
  あります。

   だいたい、ヘッジファンドがうごめく新エネルギーなんて怪しい。
   ヘッジファンドというと、何かを思い出しますね。CO2排出権取引というインチキバクチ
  であります。(排出権取引は節税、いや脱税目的が多かったと言われる)
   
   「スマートシティー」が素晴らしいなんて考える人々は以下の流れに脳をやられて
  いる、洗脳されている。


    ローマクラブ(成長の限界) ⇒ 持続可能性 ⇒ CO2地球温暖化
     

   経済成長もエネルギーにも限界があって、生産・経済活動によってCO2が増え地球が
  温暖化するなら多少のことはがまんしないといけない。
   「スマートシティー」、「節電モード」で我慢することも止むなしとするは、「限界」を
  意識したこの流れの上にあることに他ならない。

                         (つづく)

 
 


 


スポンサーサイト

環境・エネルギー | コメント:0 |
<<「スマートシティー」ねぇ!? VOL.3 | ホーム | 「スマートシティー」ねぇ!?>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |