素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

「朝生」メモ

   



   今回の「朝生」は新首相が決まる前の放送で、新首相は何をなさなければならないのか、
  を問うもので当然、新首相、云々より課題山積日本の現状についての議論となった。
   パネリストは以下のとおり。

    東祥三(内閣府副大臣)
    大塚耕平(厚生労働副大臣)
    齋藤健(自民党・衆議院議員)
    片山さつき(自民党・参議院議員)
    高木陽介(公明党・衆議院議員)
    小池晃(日本共産党政策委員長)

    上杉隆(ジャーナリスト)
    荻原博子(経済ジャーナリスト)
    小黒一正(一橋大学経済研究所准教授)
    岸博幸(慶応大学大学院教授、元経産官僚)
    長谷川幸洋(東京・中日新聞論説副主幹)
    吉崎達彦(双日総研主任エコノミスト)



   ポイントが絞れず、つまらないかと思いきやいくつかメモすべき事柄が語られた。

 〔野田新首相に期待できない理由〕
 
   「新総理で日本は救えるか」がこの日のテーマであることから、まず野田新首相
  についてふれておこう。 
   前回からの続きになるが、同県人の新首相を祝福するのが人情かもしれないが、
  やはりどうもそう言う気にはなれないのです。
   マスゴミは、被災者を楯に政争(権力闘争)ばかりやらず早く復旧・復興を
  進めるべきと論陣張るが、「3.11」の復興は相当に馬力と胆力がないと
  にっちもさっちもいかないだろう。

   確かに単にガレキ撤去を速やかにすべしとかあると思うが、復興となるとなまな
  かではないでしょう。「道州制」をにらんだ特区をどうするのか、農業、漁業従事
  者を資本に組み込むのか、自然エネルギーはどするのか、その前提として東電の
  「地域独占」と「発送電分離」はできるのか、これらに絡む復興利権に当然、
  自民党も食い込みたいし、以前述べたように米国、韓国等海外勢力も「俺にも
  しゃぶらせろ」と舌舐めずりしている。
   この他にも、いろいろあるだろう利権をうまく裁かないといけない。
   野田新首相に務まるだろうか?直接は担当大臣がやるとしても適任者を配置し統括
  できるのか?
   野田氏は真面目で堅実な人かもしれんが、それでだけでは政治家は、特に一国の宰相
  はできない。それでも平時は彼のような人でも何とかとかなるのかもしれない。
   今は平時の政治ではアカンのです。

   非日常の、戦時の政治こそ必要だ!

   「3.11」を私は戦争と言ったが、これから「3.11」版経済戦争が始まる。
   そう、経済戦争、新首相にはこれくらいの覚悟が必要だ。
   野田首相にその覚悟があるか、私はないと見た、いや覚悟しても力量がない。
   なぜなら、彼は「クリーンな政治」を標榜する、いやしたポストモダンな政治家だからだ。
   野田氏は昔、「日本を洗濯致したく候」という龍馬の言葉を使っていた。
   洗濯してクリーンにしたいのだろう。

   経済的近代化を成し遂げたポストモダンの時代、「クリーンな政治」をめざす政治家が
  大挙して現れた。
   誰も明言する者も指摘する者もいないが、利権とカネにまみれた政治と決別
  してクリーンな政治にすることこそ、日本の政治を経済的ポストモダンにふさわしい
  ポストモダンな政治、いやその手前、政治における近代化を達成することであると
  無意識に考えていないか。
政治家のみならず多くの国民も同様に意識することなく
  考えている。例によって、彼らの思考を概ね正しい。でもね・・・・。
   彼らは問題のあり処をあまりに矮小化している。
   だから「政治とカネ」なるフレーズがかくも流布しているのであります。
   カネをもらったもらわない、という単純明快さが今日的だ。
   でも、カネの授受がなくても所詮、政治家と支持者の回りは利権が張りめらされている。
   「政治とカネ」同様、単純明快さゆえ建設・不動産がらみのカネと利権がクローズアップ
  される。これらは国土交通省管轄の業種だが、厚労省管轄の利権の方が大きいのではな
  いかと私は考えているし、おそらく実際そのとおりだろう。ところがこちらはあまりフォーカス
  されない。

   もっとフォーカスされないカネと利権が世の中には存在する。
   それは海外からのカネと利権であります。
   これらについてはおそらく多くがタブーであり報道されない。 

   今回の復興は国内はもとより海外からのカネと利権が絡んでくる。
   洗濯するのが好きで、クリーンが信条の人がこれを裁けるのだろうか?
   おそらくできまい。できないのにどうしても「クリーン」でありたい政治家の取る
  行動は察しがつくというものであります。
  より強い者、すなわちマスゴミを統制できる者の利権を重視する。
  すなわち海外勢力の利権を優先すると思う。

   これは(ア)菅時代すでに行われたことだ。
   仮設住宅は韓国製が6~7割を占めたと記憶している。
   野田新首相もこの徹を踏むだろう。なんたって彼は国内基盤はもとより党内基盤すら
  弱いことから、逆説的だが対外的にも弱いのであります。
   国内利権から報道されれない海外利権へシフトして「クリーン」だというのだから
  笑止千万。それを見抜けないのなら、国民も政治オンチ。

   毒をもって毒を制する、利権には利権を!
   
   海外に利権を持っていかれるなら、国内利権の方がまだましだ。
   例え数社に利権が集中しようとも国内にカネが落ちるからだ。
   これくらいの腹の括り方がないと、東北復興などできない。
   戦後の焼け野原と変わらない東北で「洗濯致したく候」と言っても虚しい限りだ。
   そんなことより物干し台つくってくれよ!というところだろう。
   
   焼け野原(モダン)に戻った東北にポストモダンな松下未成熟系政治家は不釣り合いと
  言って過言でないだろう。

                             (つづく)






 
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