素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

予定どおりの出来レース!? (後編)

 


  
   各国政府でさえ地方自治体のような位置づけなら、民間銀行は一時、国有化された方が
  都合がいいということだろうか?予定調和的に民間銀行が国有化される、いわゆる
  「ユーロ危機」も「ユーロの完成形」からみれば、パズルの中の小さな絵に過ぎず、全体
  の絵はもっと巨大であります。
   換言するなら小さな予定調和はより大きな予定調和に奉仕する。

   さて、小さな予定調和に戻るとギリシャにCDS等デリバティブ仕掛けているのはウォール
  街、シティーの連中であります。
   彼らはあくまで目先の自分の利益を追っかけているだけ、全体の絵は全然見えてない、
  下っ端だ。彼らのせいでユーロ危機は、当然、米国にも襲ってくる。もっともユーロ危機
  の前にリーマンショックだってまだ終わったわけではない。
   そのあたりをもう一度、副島先生に語ってもらいましょう。

    だから2008年リーマンショック直後に、それまで世界中で売られたデリバティブ
    (MSBやらCDSやらCDOのこと)の契約総額が8京円(800兆ドル。8000兆円
    の10倍)もあると皆で大騒ぎした。この想定元本 = 契約総額とは、すなわち
    「1億円の生命保険を受け取れる権利(の金額)」のことであり。実際に動いた真水
    のお金は、8京円の50分の1(= 2%)の1600兆円であろう。
    この実需の1600兆円だけは、何があろうと、アメリカとヨーロッパが“血だらけ”
    になって片づけなければ済まないのである。

                  ~ 副島隆彦 著 「金・ドル体制」の終わり ~


   自分の尻尾を喰らうヘビ、己が放ったブーメランがより巨大になって自分を襲う。
   ヘッジファンドの連中は何と愚かなんだ!!
   そう考えるのは簡単だが、事態はそんなに単純か?
   自分の目先の利益しか関心のないヘッジファンドはともかく、これら金融機関の背後に
  いる連中はとっては、金融自由化を推し進めグラス・スティーガル法を解禁にした時点で、
  こうなることは当然に“予定された出来事”だったのではないか。
   そんなに奴らバカなはずがない。

   当初よりアメリカは「計画倒産」を狙っているのではないか?
   正確にはアメリカではなくて、ワシントンDC、ウォール街、いや彼らを操るFRB
  の大株主、イルミナティーはアメリカの計画倒産を画策しているのでは?
   計画倒産っていっても、単独倒産では意味がないのであって、リーマンショック、
  ユーロ危機でアメリカを倒産させて、当然に日本も道連れに破綻させる。
   世界中をデフォルトさせて、アメリカが悪いんじゃない、ヘッジファンドが悪いの
  だとアメリカは高らかにデフォルト宣言。
   そして、おそらく金(きん)、穀物のみならず、「バッケン油田」でも担保された
  アメロを出して「Change!」。

   この「Change」は、「Yes、We Can!」と共にキャッチフレーズにした現大統領では
  なくて、次期大統領によって発せられるようだ。
   これが米国から見た巨大な予定調和。
   ところが、BISを始めとする欧州貴族は、そうはさせまいと57ヶ国会議を開催し
  「新金融システム」を提案する。
   57ヶ国会議のアジェンダは新金融システムと共にFRBの解体、すなわち
  アメリカの弱体化をも含んでいると考える。


   来年から始まるであろう世界経済の大崩壊、大恐慌はこの両者にとって別の側面を持っ
  ている。いよいよもって、

    57ヶ国会議 VS FRB

   の対立は激化する?いや妥協して、二つの世界通貨が誕生する?
   その落としどころはまだわからない。

   いずれにせよ、彼ら一神教の連中は、宗教のみならず政治、経済、文化の
  各方面に亘って我々が考えているよりはるかに予定説(予定調和)、つまり
  予定どおりの出来レースに縛られていると思う。

   この点に無理解な日本人は、「そんなバカな!陰謀論だ」とつい口にする。
   彼らが予定説(予定調和)に縛らていることを私は小室直樹先生の著作で学んだ。

   小室先生は、先日、逝去された立川談志師匠をして「俺がこの世で『先生』と呼ぶのは
  二人しかない」と言わしめたうちの一人です。
   因みにもう一人とは手塚治虫氏であります。

                         (了)






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