素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

地方の反乱は政治だけでなくエネルギーも

 

  
   政治もエネルギー政策も少しも動かないと思っていたら、亀井静香・国民新党代表の政
  権離脱に呼応するかの如く、小沢派、牧義夫厚生労働副大臣ら政務三役4人の他、各政
  調副会長ら12名も党執行部に辞表を提出した。
   別にこの動きに連動したわけでもないだろうが、28日、四月以降に実施する企業や
  官公庁向けの電気料金値上げをめぐり、関東地方知事会長の横内正明・山梨県知事や
  上田清司・埼玉県知事らが、都内で東電の西沢俊夫社長に値上げの中止を要請した。

   EUの銀行のように本当は破綻しているのに公的資金注入という生命維持装置をつ 
  けられて延命している東電はこのまま生きながらえるのかと辟易していました。
   政府が東電に何もできなくても地方から“ 狼煙(のろし) ” が上がった。
   いやいや、もっと前から世田谷区から動きがあったのだ。

   
   PPS(特定規模電気事業者)は、2000年の電気事業法改正で参入が認められた
  にも拘わらず普及がはかばかしくなかった。
   ここへきて世田谷区だけでなく、立川市、練馬区、足立区、東村山市、静岡県、
  千葉市がPPS導入を決め、岐阜県20市町村、群馬県16市町村がPPS導入を検討
  した。そうそう、忘れてはいけない、経済産業省もPPS導入に踏み切った。 

    経済産業省は9日、2012年度に本庁舎(東京都千代田区)で使う電力を、
    特定規模電気事業者(PPS)から調達すると発表した。

    一般競争入札に応札がなかったため、随意契約に切り替え、ようやく「脱東電」
    の形を整えた。
                   ~ YOMUURI ON LINE


   経産省は「脱東電」のポーズだけかもしれない。
   PPSによる経費節減が163万円とはいかにもしょぼい。
   千葉市も78施設で節減額200万円だし。
   販売電力量に占めるPPSのシェアは約3・5%に過ぎず、自治体から応札の打診が
  殺到した場合、応札ゼロや辞退による入札の不調も起きている。
   入札が不調に終わり、「東電に頼らざるを得ない」(黒岩祐治知事)という事態
  にもなっているようだ。
   シェアもさることながら東電の送電網を使っている限り、PPSにしてもさしたる
  経費削減にはならないようだ。東電が17%値上げしなけらばPPSより東電の方が
  安いという。
   
   だからといってPPSなどダメだ、やはり東電なのだといったらオシマイじゃん。
   原発事故 ⇒ 脱東電 ⇒ PPS ⇒ 発想電分離へと進むしかない。
   
   橋下大阪市長ら地方から政治を変える流れが生まれつつあるが、エネルギー
  も同様ではないか。


   東電の値上げが脱東電のトリガーになることを望む。






 
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