素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

水資源はわかりやすいが・・・・・。

   

   中国、香港、シンガポール等の外国資本が日本の森林を買い漁っているとつとに知られ
  ている。今のところ何が目的かは判然としないが、水資源が狙いではないかと言われている。
   実際、買収が進んでいる北海道の倶知安は名水である羊蹄山を水源としています。

   水に関してはもっとはっきりした動きがあります。
   この4月から松山の水道事業に運営・管理を世界最大の水道会社ヴェオリア・エン
  バイロンメントが行う。

   外資が単独で上水道事業を包括受託するのは初めてのこと。

   私(わたし)的には刮目すべき事態だが、今のところメディアはあまり注目していない。
   でも、日本全土あちらこちらでウォーターバロンと言われる水メジャー(ヴェオリア・エン
  バイロンメント、スエズ、テムズ・ウォーター等)が運営・管理するようになったらどう
  なるのか?
   「水道料金は2倍になります」は可愛いもんで外交カードにされかねない。

   そんなことはない?
   いやいや、松山はいい方で問答無用で水メジャーに運営・管理を“ お願い ” しないと
  いけない事態が起こり得るでしょう。
   ご覧のように日本中で地方自治体は財政危機であります。

エコノミスト

   「ヤバイよ!ヤバイよ!地方財政」で述べたように、早期健全化団体、財政再建団体
  になったら、上下水道の民営化せざるを得ないでしょうな。
   まずは国内企業に委託されて、その後三角合併で水メジャーが支配するとかいいましたが、
  そんなまだるっこしいことはしないんじゃないでしょうか、松山の事案に鑑みるに。

   高橋五郎氏の発言

   「今も昔も水を制するもの世界を制す」

   を今一度、噛みしめましょう。

 
   20世紀は石油の奪い合い、21世紀は水の奪い合いと言われる。
   中国はあまりきれいな水はないし、シンガポールはほとんど下水を上水道に還元して
  いるようですから、日本の名水はのどから手が出る程欲しいでしょう。
 
   確かに地方自治体の財政危機のソリューションは民営化(プライバタイゼーション)
  ですが、もういい加減何でも民営化すればいいと騒ぎ立てるのは止めにしてもらい
  たい。

  「大阪維新の会」他いっぱいおりますな、民営化を “ 金科玉条 ” のものとして戴く政治家が。
   民営化ならまだいいのです。
   これにグローバリズムが加わると、いよいよ危うい。
   ( 「中東反政府デモの背景はTPP導入後の日本に通じる。」を参照されたし。)

   いやいや、それでもまだいい、これに地域主権(道州制)が絡むと「超帝国」への道は俄然
  近づいてくるのです。そうは言ってもグローバリゼーションは不可避では?
   だからと言ってTPPなんて愚の骨頂!

24部会

   ヘタをしたら上下水道だけでは済みませんぞ。
   金融、保険、農産物、温泉、いや商慣習のみならず法律も外国法に準拠、兵器も米国製と
  なり、とどのつまり日本は国民国家ではなく「地域」となってしまうでしょう。
   (もちろん、一気にそうなるというわけではなくじわじわと進み、ある瞬間から不可逆になり、
    一気に加速すると思います。)

   
   水資源はわかりやすいですが、これらは実感がわきづらくあまり関心が払われない。
   そればかりか、これらの便益・効用・利益を唱和する輩ばかりが目立つ。
   
   一体いつになったら新自由主義、いや資本主義を素朴に信じている人々はこの事態
  に気づくのでありましょうか?









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