素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

大阪維新の会とは何様だ!

 


  
   どうやらまた大阪維新の会がやらかしたようだ。
   「維新の会」大阪市議会が提案予定だった「家庭教育支援条例案」が白紙撤回
  される。

   
   同条例には、「子供の発育障害は親の愛情不足が原因」とか「わが国の伝統的な子育
  てで障害が予防・防止できる」とか書かれていて、当然、抗議が殺到したそうだ。
   市議団は平謝り、橋下市長も「発達障害を抱える母が愛情が欠如しているというのは
  違う」と弁明に終始した。

   橋下市長は何かと注文つけたくなるが、それでも政治的センス、ケンカの仕方を知って
  いる。その点だけは評価するし、ここに過大な期待と評価が集中しているのが現状だろう。
   その取り巻きたる「維新の会」とは何物だ!いや、何様だ!
   そもそも家庭教育にたいして行政(お上)がどうのこうのと介入してくるのはどういう
  了見だ。確かに教育とは詰まるところ、家庭の問題という認識は間違いじゃない。
   だからと言ってねぇ・・・・・・。

   行政が「家庭教育はこうせい」とお達ししてすべて解決するなら、こんな簡単なこと
  はないでしょ。現実はそうはいかないし、だからこそ奴らは公権力で解決を図りたい
  のだろう。この幾何学的思考とも言うべき単純直角思考が本来なら幼稚と断じられるは
  ずなのに妙に支持されてしまうことが困ったもんだし恐ろしい。

   それに彼らの言う「伝統的な子育て」とは何なんだ。
   戦後からの伝統か、せいぜい明治からの伝統だろう。  
   それならば家庭を明治~戦後(戦後も一部含む)まで逆もどりさせなければ実現
  不可能だ。すなわち、家父長制を復活させることに他ならない。
   「お父さんが犬になってしまった」現代の家庭では伝統的な家庭教育などできない。
   彼らもそれは承知しているからこそ伝統的な子育てか?
   でも、公権力で家庭、しいては夫婦に関することを変えることなどできないし、
  余計なお世話というもんだ。


   いちいち論証するのが面倒くさいので結論めいたことを言ってしまえば、公教育が
  ダメでも私学は公教育ほどぶっ壊れていない。公立、私学どちらに入学するとしても
  前段階として家庭が存在するわけであり、私学は小学校入学の際、子供の成績ととも
  に家庭がふるいにかけられたりする。例え家庭が対象外となっても、とんでもない家
  庭の子供はやがて居場所がなくなる。
   子供の入試試験で疑似“ 市場の原理 ”で家庭がふるいにかけられていると
  言っても過言ではないだろう。彼らが大好きな市場原理を放棄して行政が介入
  してくるのは何とも皮肉だ。


   「維新の会」とか言っているが、私にはちっとも新しくない。
   このようなネーミングするのは「明治維新」を金科玉条のものとしているのだろうが、
  そもそも「明治維新」とは何のか根本的に勉強し直したら如何か?
   それすらわからない奴らが教育云々するのは、ちゃんちゃら可笑しい。
   「明治維新」の真実から今日の家庭にはダイレクトにはつながらないが、幾つかの
  ステップを経てリンクする。

   さらに家庭の崩壊は今のままで終わりでない。
   このままだと「21世紀の歴史」、「歌うクジラ」の世界へとさらに壊れていく。
   つまり、完全なる家庭の崩壊へと漸進し、ある時から加速する。
   その「ある時」こそ今かもしれない。
   この崩壊の推進力となるのが、彼らの大好きな新自由主義( ⇒ グローバリズム)
  ― いや、この際、素朴な資本主義信仰と呼ばせてもらおう― によってなされるの
  であります。


   全くもって矛盾だらけで筋の通らない連中だ。
   






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