素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

オランドはいい人♪そんなの常識? (カエルの子はカエル)

   



   フランソワ・オランドがまもなく(16日?)、フランス大統領に就任する。
   ミッテラン大統領以来、17年ぶりの社会党政権の誕生だ。
   不人気だったユダヤ系・サルコジに対する反動なのか、オランドは投票差以上にフランス
  国民には支持されているようだ。
   大統領選に勝利した際、支持者がバスティーユ広場に溢れ、まるで革命でも成就したよ
  うだ。不人気だったブッシュに勝利したバラク・オバマを想起させる。

   もっとも、オバマと違いオランドはかなり画期的政策を掲げているという。
   なるほど、これらが実現されるなら、フランス国民は快哉をあげるだろう。

    ▲ フランス社会党オランド候補の[10の画期的な政策]

     ① 財政危機を消費税増ではなく富裕層や大企業への課税強化で突破する

     ② 失業者や若者や身障者などの社会的弱者を対し就職や教育や職業訓練や
       住宅や社会保障などで優遇する

     ③ 大企業よりも中小零細企業の発展を優先する

       法人税を税率を大企業35%、中小企業30%、零細企業15%に分ける

     ④ 銀行やヘッジファンドの[投機行為]を規制し[実体経済]を[投機マネー]
       から守る

        ・銀行の[投機行為]を規制し[実体経済]に役立たせる

        ・投機取引に課税する

        ・銀行の利益に15%課税する

        ・銀行のタックスヘイブンでの営業禁止

        ・消費者金融を規制する

        ・米英の3大民間格付け会社に代えて公正中立な公的格付け機関を
         新たに設ける

     ⑤ 脱原発と再生エネルギーの開発

       電気の原子力発電依存度を2025年までに現在の75%から50%に
       低下させる

     ⑥ アフガニスタンからフランス軍を即時に撤退させる

     ⑦ 同性愛者の結婚と養子縁組を許可する

     ⑧ 外国人居住者に地方参政権を与える

     ⑨ 住宅建設を促進させるために国有地を地方自治体に無償で譲渡する

       5年間で一般大衆や学生向けの住宅を250万戸建設する

     ⑩ 厳格な条件を満たした場合尊厳死を認める
   
                ~ 杉並からの情報発信です ~
   


   いやはや、これらが政策として実施されるなら素晴らしい!?
   オランドはい~い人♪そんな~の常識♪ タッタタラリラ♪ ピ~ヒャラ・・・
   チト古かったか、でもね・・・・
  
    でもねあの人悪くないのよ。
    噂を信じた私が悪い。
    そうよ一人になるのがこわくて
    尽くしすぎて捧げすぎて捨てられたの

         ~ 長山洋子 「捨てられて」 ~


   なんてことになりゃせんか? 
   オランドはミッテランの側近でありました。
   ミッテランはもちろんイルミナティーで中曽根、コール独首相、ゴルバチョフ、
  キッシンジャーと共に、ソ連崩壊後、EU統一(⇒ ソ連化推進)を密談したと伝えら
  れる。ミッテランの功績として「社会政策」と共に「マーストリヒト条約」を挙げる
  人が多い。「マーストリヒト条約」とは欧州連合の創設を定めた条約で、欧州共同体、
  共通外交・安全保障政策、司法・内務協力と共に単一通貨ユーロの導入が決められた。
   当時は拍手喝采だったろうが、今やギリシャをはじめP I I G S危機の根本を準備
  したとも解される。金融自由化と共に「ユーロ」というゴールドカードをギリシャのような国
  が手にしたらどうなるか、あの人は当然、承知していただろう。
   あの人とはミッテラン大統領の補佐官、ジャック・アタリであります。
   さらにユーロが危機的なった時、オランドが登場し大統領に就任することまでアタリは
  織り込み済みと思われます。何たってオランドはアタリの後押しミッテランの参事官となった
  のですから。

   
   「マーストリヒト条約」は「アムステルダム条約」、「ニース条約」を経て「リスボン条約」
  に結実し、ベンさんによれば現在のEUの憲法はソ連の憲法とよく似ているそうです。
   約25年でミッテランとゴルバチョフらの密談、EUのソ連化は現実のものに近づきつつあり
  ます。そんなバカな!全然違うではないか!まあまあ、それについてはひとまず置くとして、
  この一連の流れの中でフランソワ・オランドという男を捉えるべきだと思います。
   カリスマ性はイマいちでもオランドをオバマ、アタリをズビグニュー・ブレジンスキーと
  置き換えるとだいぶ見通しがよくなるでしょう。
   カエルの子はカエルというわけです。

   
   そんな視点で、オランドの政策は見直してみましょう。
   ①、③   ⇒ 保守層、金持ちに酷。
   ②、⑨   ⇒ 日本流に言うならバラマキ。財政の裏付けは?
   ⑦、⑨、⑩ ⇒ いかにもリベラル派、オバマも同性婚を認めたね。

   ここまではいいとしても、
   ④、⑤   ⇒ 画期的、素晴らしいのですが・・・・。
   ④にうち、投機的取引の課税するには国際連帯税、すなわちトービン税でないと意味
  がありません。ひとたびトービン税課税を成し遂げれば、もう一つのトービン税もより
  ハードルが低くなります。もうひとつのトービン税とは炭素税です。この炭素税は地球
  温暖化がらみで課税されます。ありとあらゆる生産物に課税可能な恐ろしい税金です。
   のみならず、炭素税は何の税源となるのでしょう。
   もちろん、世界政府の財源です。

   ⑤も脱原発派は諸手挙げて賛成ですが、アタリ直系のオランドがフリーエネルギー
  を解禁するはずもなく、スマートシティー実現のための推進力となるでしょう。
   投機的取引規制のためトービン税を導入し、再生エネルギーをスマートシティー
  へとシステム化すれば、炭素税導入まであとひと押しです。
    
   ローマクラブ「成長の限界」からソ連のようなEUの憲法、CO2による地球温
  暖化、トービン税、スマートシティー等々を経て環境問題を中心とした「未来の
  共産主義」へとぐっと近づいていくでしょう。

   約25年前に密談されたEUのソ連化とはざっくり言えばこのことであります。
   そんな妄想だよ!と思われるかもしれませんが、EUが出来た時、拍手喝采だった
  のに今やどうですか、もう一度噛みしめて下さい。
   奴らの両建て ⇒ 二重人格的思考をしっかり掴んでいればすぐ見破れることです。
   
   もっとも、サルコジが中国重視だったのに対してオランドは中国より日本重視ら
  しいですから、その点だけは期待しましょう。
 

  

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