素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

「市政だより」を読む。



市政だより

                     くわしくはこちら


「市政だより」―――千葉市に生まれ育ったにも拘わらず、私はまともに
読んだ記憶がない。みなさんも同様ではないだろうか?
でも今回ばかりはチト事情が違う。
熊谷市長が財政危機の克服に向けて

「脱・財政危機」を宣言しているからだ。 


何々、それでは読んでみよう。

千葉市は平成4年の政令指定都市移行後、大都市にふさわ
しい都市基盤の整備に積極的に取り組むため、税収を大きく
超える予算を組み続けてきました。


そうか、政令指定都市に見合う街にしようと背伸びしたのが
そもそもの間違いの始まりじゃな。

でも、具体的には何にそんなに予算使ったかわからんのう。
「幕張メッセ」は千葉県企業庁じゃなかったかな。



過去に積極的に発行した市債の返済がピークを迎えている
ところに昨今の景気の急激な悪化に伴う市税収の大幅な減少
などが重なり平成22年度予算編成は大幅な収支不足が見込まれます。


額面どおり読めば、この「市債の返済時期」をやりすごせば、どうにか
なるということか?本当か?

「大幅ば収支不足」で何をカットするのかな。



また、これまでのような借金に頼った財政運営を続けると、
平成24年度には早期健全化団体となる可能性があるなど、
市の財政は、しばらく危機的な状態に直面します。


出ました!「早期健全化団体」!
実質公債費費比率が25%を超えるということじゃ。
さらに10%増加すると「財政再建化団体」!くわばら!くわばら!

以後、公共事業の見直し、すべての事業の総点検、人件費カットと
歳出カットに関する記述が続くが、収入増加策が乏しいような気がするのう。
「幸いにも、千葉市の財政力は政令市でもトップクラス」と書かれている。
確かに図3を見れば政令市の平均以上だ。


図3


でも、バブル崩壊後の逓減率、すなわち下落のカーブが平均より激しい
のは気になるところじゃ。

不動産屋の私がいうのも何じゃが、千葉市が開発主導の土建屋体質と
いうことかな。もっとも「開発」とはスーパー、SCも含まれるんじゃが。
スーパー、SCなんかアテにならんからね。いつ撤退するかわからん。
いつの間にかいなくなることを私は身内で「ピュー」するといっております。


財政危機は必ず脱することが出来ると確信~

市長の力強いお言葉だが、図1をみると疑問符がつく。

図1


この予想曲線によると、平成30年くらいまでは実質公債費比率24%前後
で推移するらしい。まあ~綱渡りみたいなものじゃないの?

図1の曲線は、おそらく昨年、すなわち実質的には一昨年、つまり「リーマンショック」
以前の税収を基礎としているものと思われる。

当ブログは「100年に一回の世界の大転換」を見つめるものであるから、
そんなに甘い予測はしない。
マスコミ的には「ニ番底」とか言っているけど、「100年に1度の経済危機」は、これから
が本番でしょう。そうなったら図1の予想は「絵に描いた餅」じゃないのかな。
平成24年より前倒しで「早期健全化団体」になってしまうでしょう。


そんなこといっても、世界経済、日本経済の事情であって、どうにもならないじゃないか!
本当ににそうですか?打つ手はあるんじゃないかな。繰り返すが、熊谷市長に塩を送る
つもりはないのでそれは秘密。

いずれにせよ、「100年に1度の経済危機」に匹敵するようなダイナミックなこと
を考えなきゃ。


             (「早期健全化団体になったら・・・」につづく)





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