素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

拝啓 石原東京都知事 様

   



   拝 啓

     
    梅雨もあけぬというのに猛暑の兆しが伺えるこの頃、お変わりなくお過ごしでしょうか。
    石原東京都知事様の常日頃の御立派な言動感服いたしております。
    何たって、都知事は「新銀行 東京」も大失敗しましたし、誰にワイロもらったか知りま
   せんが、浄化しても汚染が拭えそうにない豊洲への築地の移転をお決めになりました。
    御立派で並みいる政治家など足元にも及びません。

    「決められない政治より決めらる政治」とかほざいている自称、政治通のB層もきっと
   拍手喝采していることでしょう。
    もちろん、あなたは大衆ごときに「保守政治」がわかるはずがないと、見えないところ
   で唾棄しているのですよね。

    御立派な大政治家であらせられるうえに芥川賞選考委員もつとめておられた大作家
   でもある石原大先生は悪態、罵詈雑言の天才でもあられます。
 
    まずは軽くジャブ、運輸大臣時代、宮崎のリニア実験線を視察して、

     「鶏小屋と豚小屋の間を走っている格調の低い実験線では十分なことは
      できない。」


    続いて身障者に対して、

     「ああいう人ってのは人格あるのかね。ショックを受けた。
      ぼくは結論を出していない。みなさんどう思うかなと思って。
      絶対よくならない、自分がだれだか分からない、人間として生まれ
      てきたけれどああいう障害で、ああいう状態になって」
 

    釈明のつもりで、

     「おそらく西洋人なんか切り捨てちゃうんじゃないかと思う。
      そこは宗教観の違いだと思う。ああいう問題って安楽死につ
      ながるんじゃないかという気がする。」


    「文学者としての表現」と変わりみの早さ、さすがです。

  
    女性に対しては、もっと凄まじい。

     「これは僕がいってるんじゃなくて、松井孝典がいってるんだけど、
      “文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものは「ババア」”なんだ
      そうだ。“女性が生殖能力を失っても生きているってのは無駄で罪
      です”って。男は80、90歳でも生殖能力があるけれど、女は閉経して
      しまったら子供を生む能力はない。そんな人間が、きんさん・ぎんさん
      の年まで生きてるってのは、地球にとって非常に悪しき弊害だって…。
      なるほどとは思うけど、政治家としてはいえないわね(笑い)。」


    松井孝典・東京大学名誉教授は自身の発言の真意と逆と反論。
    日弁連からこの発言に対して「警告書」を突きつけられる。
    さらに提訴されるも勝訴。
    しかし、まだ治まらない。
    『プリンセス・マサコ』著者のベンジャミン・ヒルズは同書の中で、

    「日本ではこうした侮辱に対する罰則が定められていない。西洋人の目
     からみて驚くのは、こんな途方もない発言をして喜んでいる石原のよう
     な社会的ネアンデルタール人がこういうことを言ったという事実ではない。
     むしろ、法廷がこれを許したという事実である」

    
    と批判される。

    いや~、先生の御高名は海外にも響きわたり、「極右」とかいうのは中国だけでなく、
    日本のル・ペンとか言われているそうな。
    もはや、ことここに到っては先生は日本の誇りです。


    それにしちゃ、今回、小沢さんについた悪態は文才が感じられません。
    どうしちゃったんでしょう。誠に遺憾であります。

     「自滅への道ではないか。あんな人間が日本の政治を差配するのは
      おかしい。(中略)国民の良識、結局カネカネカネで、国民は
      うんざりしている」


    「カネカネカネ」なんて芥川賞選考委員だったとも思えない。凡百を通り越して便所の
   落書きのようなフレーズです。
    あ、これは失礼しました。
    石原大先生のように「お代官様もワルよのう~」というくらい時代がかっていないと、
   含蓄がない、やるなら「俺みたいに大胆にやってみろ!」と言いたいのですね。
    石原先生が、三男・宏高氏の当選祝いに「吉兆」で、水谷元会長から焼酎の
   「森伊蔵」の箱に詰まった500万円だかをもらったとか何とか。

    昨年秋の総選挙で三男の宏高氏(42)が当選した直後、福島県知事汚職で登場
    した水谷建設の元会長(61)と親子で祝宴を開き、500万円を手渡されたの
    ではないかという。三男の資金管理団体などの政治資金収支報告書には記載され
    ていないが、紙袋が料亭に運ばれたのは間違いないとの証言もある。
    東京地検もこの宴席に重大関心を寄せているとされる。

                      ~ 低気温のエクスタシー ~
                   


    それにしても先生ほどの人物になると、どんなに袖の下もらっても「瓦版屋」が書き
   ません。それはロス茶坊主からあまりにたんまりもらっていることから「瓦版屋」も恐れ
   おののいているのでしょうか?
   
    ホント御立派です!ミスター悪代官様!

    
    石原先生は政治家で文学者であらせられるのに実にものいいがストレートで好きです。  
    いちぞやもTVで「(アセンブルすれば)2ヶ月で核兵器を作れる」とバラしちゃい
   ました。それに「現閣僚より私の方が格上だ」とのお言葉がございました。
    先生ともあろう方がいい年こいてカラ突っ張りなど致しませんよね。
    イルミナ亭の旦那衆からその旨、“ お墨付き ” もらっているんですね。
    太田龍の御隠居の遺言はホントでした。
    国士のようなふりをした売国奴、間者(かんじゃ)ぶりお見事です。
    一見、直言居士の侍のようなふりをした二枚舌ぶり、浪速商人もかなわない。
    だからこそ、橋の下の浪速商人ももみ手して「石原参り」するわけですね。
    昔は「お伊勢参り」、今は「石原参り」ですか。
    
    いや~、素晴らしい!素晴らし過ぎる!石原大先生!

    
    暑中お見舞いにはチト早かったかもしれませんが、どうも “ 暑い夏 ”になりそう
   です。石原先生、どうかお体ご自愛くださいませ。

    目パチクリパチクリさせならがら(先生の親友、故・立川談志師匠談)


                                     敬 具



石原慎太郎


     




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