素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

反 「 地域主権論者 」 の主張 Ⅲ (とは言うものの、やはり地域発かな?) 前編

  


 
   私は、反 「 地域主権論者 」のスタンスをとってきました。
   巷間喧伝される 「 地域主権 」(道州制)は私から言わせてもらうなら、新自由主義の地域
  版、グローバリズムとプライバタイゼーションにリンクするものです。
   「グローカル」という言葉に象徴されるように当然のことなのだが、地域主権はグローバリ
  ズムとコインの表裏の関係にあり、相互に補完するものです。
   ところが財界、青年会議所の連中が唱える地域主権論はあくまで “ 国内閉鎖モデル ” と
  考えられます。
   いやいや、そんなことはない、彼らは東アジアを中心に海外に活路を見出している。
   確かにそのとおりですが、TPPに端的に現れているように従前の「規制緩和」をはるかに
  超えるレベルで海外の資本、モノ、人(労働者)が流入してくることを考えていません。
   しかも、「市場の論理」というマジックワードに包装された奴らに都合のいいルールによっ
  て「競争」させられるハメになることなど知らんぷりぷりです。
   考えているのは、イケイケドンドンと己の商売で海外に攻め上がることだけと言ったら言い
  過ぎだろうか?

   逆説的に言うなら、ホントに「地域主権」が“ 国内閉鎖モデル ”なら「地域主権」は
  大いに結構ということになりましょう。彼らの第一義的主張、「地域の活性化」、
  「地域の自立」に異を唱える人は誰もいないでしょう。


   国政がどんづまりであることから、いきおい、元気のある地方へと目が向かうのが道理と
  いうものでしょう。今日もTV番組「がっちりマンデー」で佐賀県武雄市が取り上げられてい
  ました。
   武雄市では樋渡啓祐市長が市のHPを止め「Facebook」に移行するとか、図書館
  の運営をツタヤに委託するとか。

   HPよりもFacebookの方がアクセス数が飛躍的に伸びたとか、年1億4500万円の図書館
  運営費を1割程度削減できたとかメリットがある半面、思想や信条、嗜好も分析できる図書
  の貸し出し履歴は重要な個人情報であることから、他の目的に流用されたりしないかとか懸
  念材料もこと欠かないようですな。

   「がっちりマンデー」では儲ける市町村という切り口で取り上げられていたのだが、 この
  「方向性」」と全く別の「方向性」もあります。
   おばちゃんの葉っぱビジネスで有名な徳島の上勝町のことであります。
   この「方向性」の相違、詳細についてはひとまず留保するとして、
  「脱原発デモ」がさかんな昨今、注目を集めるのは、高知県檮原(ゆすはら)町
 でしょう。

   ゆすはら町は、風力発電により確保した3500万円の財源を、太陽光などの導入に再投
  資して新エネルギーによる循環型町づくりを目指しています。
   平成11年10月町内の四国カルストで風力発電をはじめたのがすべての始まりでした。
   年平均風速が7.2mあり、北海道の苫前町などに次ぐ風況の良さが幸いして以下好循環
  が続きます。
  
   ① 風力による売電益の活用
 
   ② 森林資源の循環利用

   ③ 森林セラピーの取り組み

   ④ モデル住宅によるLCCM住宅の普及促進

   ⑤ 町産材やエネルギーの積極的利用 


                          (つづく)  

 
   


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