素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

早期健全化団体になったら・・・。


過日、行われた千葉市議会議員補選で田沼さんの応援に来ていた
大阪府泉佐野市の市議さんと事務所外の「喫煙コーナー」で立ち話を
した際、地方財政の話題となった。曰く、泉佐野市は「早期健全化団体」
になってしまったという。

今年の2月26日に同市が「早期健全化団体」に転落することは明らかに
なり、7月末発行の「市報いずみさの」で今後の展望が掲載された。
Q&Aコーナーで、

 「財政力が強いのに、なぜ早期健全化団体になるの?」

と質されている。
千葉市も財政力が強いことが、ウリである訳であることから気になるところ
だが、アンサーは後述するとして9月にまとまった泉佐野市の
「財政健全化計画書」(素案)をみてみよう。

連結実質赤字比率等を早期健全化基準未満とするための方策
として以下の11の骨子を挙げている。

 ①第三セクター等改革推進債の活用による宅地造成事業の廃止
 ②遊休用地の処分 ③出資法人の基本財産の回収
 ④使用料等の徴収事務の見直し ⑤使用料手数料の見直し
 ⑥人件費の抑制 ⑦指定管理者制度、業務委託化の推進
 ⑧投資経費の見直し ⑨その他事務事業の見直し
 ⑩地方債償還方法の見直し ⑪国・符の支援

全部取り扱うとたいへんなので、気になるところだけピックアップしよう。

 
 ③出資法人の基本財政の回収
   何だかよくわからない表現だが、

   「文化振興財団、公園緑化協定に出えんした基本財政を、今回の
   財団等に化に係る法律改正に沿って一部又は全部回収する。」 
 
   要するに文化振興、公園緑化に係る財政の一部又は全部を
   削減するということでしょ。


 ⑤使用手数料の見直し
   面倒なのでいきなりくだけた表現で書きます(以下、同様)

  実費徴収している施設、サービスの値上げ、若しくは無償なものは
  有料化するということだね。


 ⑥人件費の抑制
   ・市職員を20年かんで200人削減。
   (現在、752人だから26%強の削減)

   ・保育所の民営化推進

 
 ⑦指定管理者制度、業務委託の推進
   図書館などの指定管理業者制度未導入の施設については、指定管理制度、
   業務委託化、再任用や非常勤職員の活用について検討し、いずれかの手法
   により経費削減を行うものとする。 
  
  ~誰に業務委託するって、もちろん民間にだろう、公の職員も派遣社員化?~


    
これらは、早期健全化団体を脱するための方策であって、

 「これまで取り組んできた行政改革」(以後「これまで~行政改革」)、
 「今後、取り組みの内容を充実させるもの」(以後「今後~充実」と省略)、
 「今後、新たに取り組んでいくもの」(以後、「今後、新たに~」と省略)

がこの他に「財政健全化計画」(素案)には盛り込まれている。



「これまで~行政改革」は上記11の骨子と重複するものが多いが、
 
 a.個人給付等の廃止・縮小による扶助費抑制
 b.施設管理・イベントその他事務事業の廃止・縮小その他経費削減
 c.各種団体補助・助成事業の廃止・縮小による補助金等の整理合理化

等々が挙げられる。


まあ~「縮小」、「廃止」、「削減」と世知辛い話ばかりだね~。
千葉市も「早期健全化団体」目前なので、来年からは
「縮小」、「廃止」、「削減」のオンパレードになるんだろうね~。
イヤだ!イヤだ! 何とかならんのかね。
                    
                        (つづく)  
  

 
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