素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

踏み絵 2012




   
   2012年、我々の目の前にはいくつもの「踏み絵」が用意されている。
   

   〇 脱原発デモがわかっていない

     60年安保から東大安田講堂にいたる一連のサヨクデモと同じだと思っている「化石」
     のような御仁がいる。
     私は、「裁判員制度反対デモ」、「検察ファッショ反対デモ」と以前よりデモに参加して
     いたが、団塊の世代のかつての上司に「デモなんか行ってもしょうがないのに」などと
     揶揄されていた。
     同じことを首相官邸前脱原発デモの前で言って見て下さいな。
     ホントにわかっていない!ホントに終わっているあいつら!

 
   〇 今だに「産経マンセー!」ですか?

     これはどちらかと言うと若い衆に多いと思う。
     おそらく90年代、政治もしくは保守に目覚めた連中に多い。
     「 『 維新だ!政界政変だ!』 と叫ぶ前に学習しなきゃ」でふれたように、靖国、遊就
     館の件で背骨へし折られているんだよ、産経は。
     挙げれば切りがないのだが、TPP、原発ブラボーで産経のダメさ加減がわかるだろう。
     先日、尖閣に上陸した保守派の一人が「(TPP推進に関して)産経新聞までもが・・」
     少し前と嘆いていたが、今ごろ気づいたのかよと言いたい。
     原発ブラボーなのは産経に限らず保守全体だが、相変わらずの石頭ぶりだ。
     「産経抄」の中で脱原発デモに関して「要所に陣取っているのは過激派の活動家や労
     組政党関係者がほとんどだ」と書いて、例によって例のごこくの論調だ。
     「脱電発 = サヨク」、それしか言えんのか!
     これは少し発展させれば、「冷戦構造のまやかし」がわかっていないことに煎じつめら
     れる。


   〇 一人残らず帰国するまで・・・。

     北朝鮮拉致問題で青いバッチをつけている人に多いと思われるが、拉致被害者を全員
     帰国させるまで「日朝国交正常化」なんてとんでもないと考える連中がいる。
     何度も繰り返すが、拉致被害者のうち何人かはすでに北の工作員に、スパイになって
     しまってもう日本には帰れない人もいるのだ。
     拉致被害者全員帰国はヒューマニズムの全開だが、外交なのだから拉致被害者全員
     帰国だけが国益ではない。
     北東アジアの情勢、地政学が読み誤るともっと大きな国益を失うぞ。
     大新聞(産経を含む)はこんな言説、決して書けまい。
     抗議殺到するだろうから。


   〇 今だに実物経済へのシフトがわからない。
  
     前回の「ロムニーは期待できるのか?」で金本位制への移行の可能性について述
     べた。
     正確には「コモディティーバスケット体制」への移行だが、どうもこれが今だにわから
     ない人がいる。
     日経を始め細かい経済記事を追いかけるのも結構だが、今や「実物経済へのシフト」
     以上に大きな経済事象はないだろう。ユーロをはじめとする経済危機だって、この
     シフトへの前提、過程とさえいえる。
     それがわからないでは、ホントに困りますね~。

   
   〇 TPP

     これについては2年前、(ア)菅がブチ上げて以来、何度も記事にしてきた。
     当初、身近のNHK、共同通信の人間に問うてみたが、「そう何ですか?」と
     何もわかっていなかった。(さすがに今やわかっているだろうが)
     いやいや彼らばかりではない、とある政治家がインタビューにきた記者に
     「君たちも淘汰されちゃうかもしれないんだよ」と言ってもピンとこない
     らしい。

     そうは言っても、財界、マスゴミを中心にTPP推進の大合唱であって、
     わかっていても結局、無力でしかない。
     橋下 徹率いる大阪維新の会は国会議員への「踏み絵」としてTPPを使って
     いる。
     な、なんと「TPPを慎重に考える会」幹事の松野頼久氏がこの「踏み絵」を
     あっさり踏んでしまうようだ。
     どうなっているんだ、いったい!


   数あるなかでいくつかの「踏み絵」を取り上げたが、中には世間一般の人は思わず踏んで
  しまうものもあるだろう。(人の上に立つ人々にはそんなことは許されないことは言うまで
  もない。)
 
   でも、TPPを踏んじゃう御仁には「ゴー宣」(9/19号)のこのフレーズをお見舞い
  しよう。

    完全なるアホである!

    極限のアホがいる!

    永遠のアホが生息している!

    常識のない、国民失格のアホがいまだに日本に住んでいる!
    
    追放すべきである!

            ~ SAPIO(9/19号) 「ゴーマニズム宣言」 ~

    


  






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