素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

中国だってたいへんだ!

   



   日本政界を眺めれば、総理大臣にしたい、ふさわしい人がいない、そんな状況だ。
   民主代表選はもちろん、自民だって誰が党首になっても期待できない。
   敢えて言うなら、消去法で石波 “ ネクラ ” 茂か。
   わかっていない人は、「橋下だ!第三極だ!」と沸き立っているが、こいつらが日本政界
  の中枢を占めるようになったら、日本はいよいよお終いだ。
   いきおい、どうでもいいかと政治に無関心になりがちだが、そうはいかない。
   阿倍・橋下コンビになったら日本はたいへんなのです。

   たいへんと言えば中国だって危うい。
   主席就任前だというのに習 近平氏の消息が知れず暗殺未遂騒ぎまで出る始末。
   暗殺未遂の真偽のほどはともかく、習 近平体制は盤石には程遠く、上海閥(太子党)は
  胡錦濤一派に共産党、人民軍、地方政府の主要ポストを押さえこまれてしまうようだ。
   日本のみならず中国だってねじれ体制になるわけです。
   日本ではちっとも報道されないが、今、中国全土で1日約500件の過激デモ、
  暴動が起きているという。例え反日デモが1日10ヶ所起こっても中国全土の
  デモの50分の1たいした問題じゃない。
   
   抗議運動、暴動を起こす民衆の不満の対象は官僚の不正、党幹部の腐敗、地方政府の
  堕落だという。
   デモ、暴動が過激化したのは昨年からだと言われる。

   〔2011年〕
 
    〇 5月 内蒙古自治区 大気汚染、環境破壊に抗議した青年が引き殺され過激化


    〇 5月 江西省撫洲 農地強制収容に抵抗、政府関連施設爆破

    
    〇 6月 山東省徳洲 公安ビル、政府関連施設爆破


    〇 9月 広東省   農地の無断売却・着服 警官隊から農民、村をバリケード封鎖
                  着服した共産党幹部逃走。12月には党書記を民主的選挙で
                  選出することを政府に認めさせる。 
               
  
   〔2012年〕

    〇 7月 江蘇省  王子製紙工場をめぐって大規模抗議デモ。5000人以上が政府
                庁舎に集結、1000人が敷地内になだれ込む。反日が主要因
                ではなく、公害、環境要因が大きい。

    〇 7月 四川省  金属プラントに「公害反対」の声を上げ、市庁舎襲撃、破壊し
                副市長を負傷させる。

    
    〇 8月 北京   ビル開発のため強制退去を迫る体制の走狗たる暴力団に住民が
                暴動を起こす。
                
                   ~ 出典 SAPIO 9/19号 ~

    

   「ざま~みろ」なんて思っている場合じゃない。
   習 近平体制の“ ねじれ ”と民衆の暴動は日本に跳ね返ってくる。 
   内政の矛盾、軋轢(あつれき)は対外政策、はっきり言って対日強硬路線で紛らすしか
  ない。迷惑千万なことだが、このような状況下で安倍・橋下ラインで政府が動かされると
  したら、(少なくても限定的)日中戦争が10年のスパンで考えれば絵空事ではなく現実
  となり得る。
   やっぱり、次期総裁選は無関心ではアカンのです。

   さて困った事態でありますが、一方、中国の困窮はチャンス到来とも言えます。
   私の持論、尖閣海底油田日中共同開発の好機が近づいてくるのです。
   そんなの絵空事だと思われるかもしれないが、先日、TBS「時事放談」を観ていたら、
  野中広務氏が証言していた。

   「尖閣海底油田日中共同開発の話は結構進んだのだが、日本側が煮え切らず流れて
    しまった。」と。

   絵空事ではなく実際交渉されたのだ。
   プライムタイム、ゴールデンデンタイムでは引退したとはいえ、元政治家がこんな
  発言はできまい。早朝ならではのことです。
   過去、交渉されたのだから日本側が腹を決めれば出来ることでしょ。
   ただ、そのためには中国の国内事情だけではなく、もう1枚カードが必要です。
   アメリカも財政リセットするしかないくらい追い込まれないといけません。
   もう、海外、東アジアにエネルギー注いでいる場合じゃないというくらい追い込ま
  れないダメです。財政リセットして、バッケン・シェール油田を表に出す頃になれば
  尖閣海底油田もコスト的にペイするでしょう。
   バッケンとは明言しなかったが、先日、「報道ステーション」で寺島実郎氏が
  「アメリカにはシュールガスだけでなくシェール油田があるんですよ」とコメント
  していた。もう下準備の下準備に入ったということか。

   いずれにせよ、いつまでも「戦後」、すなわち対米従属を引きずっているような
  政治家に総理大臣をやって欲しくない。
   このダイナミズムに対応できる政治家こそ総理にふさわしい。




 


スポンサーサイト

政治 | コメント:0 |
<<大阪維新の会は何を急いでいるのか? 前編 | ホーム | マスゴミ交代23 こんなにわかりやすいことはない!?>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |