素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

青いバッチをつけた人はこの発言を噛みしめないといけない!!

   



   尖閣(対中国)、竹島(対韓国)報道は終息に向かっているが、北朝鮮との交渉はどう
  なったのだろうか?
   金 正恩体制になったばかりのこの時期における対北朝鮮交渉は尖閣ほどとは言わない
  が実は竹島より重要だと私は考える。
   それは以下の2つの理由からです。

    〇 この時期を逃したら当分、好機は訪れないだろうこと。

    〇 今回、首尾よくいかなかったら、北東アジアにおける日本のプレゼンス回復は
      手遅れになるだろうこと。

   どうしても北朝鮮問題は拉致問題一点に集中しがちだ。
   青いバッチつけた人たちは、拉致被害者全員帰国が日朝国交回復の前提条件と考えて
  いないか?
   そんな彼らは元・北朝鮮の工作員、金 賢姫のこの発言を噛みしめないといけない。

     10年前の9月17日、日朝首脳会談の内容を伝える韓国のテレビニュース
     を見ていた金工作員は「やはり彼女たちを帰すのは無理なんだ」と直感した
     という。
     北朝鮮は会談で、田口八重子さん(57)、横田めぐみさん(47)ら拉致
     被害者8人は死亡したと説明した。「二人は工作機関の内情を知りすぎたた
     め、返せないのだろう」と推測できた。
     インタビューで金元工作員は日本語を交え、北朝鮮の工作員「対外情報調査
     部」に所属していた81年7月 ~ 83年3月、「李 恩恵(リ・ウネ)と
     呼ばれていた田口さんと一緒に生活し、日本語を教わったと改めて語った。

          (中略)

     めぐみさんも同じ頃、金工作員と親しかった工作員「金 淑姫(キム・スクヒ)」
     に日本語を教えていた。84年頃に会っためぐみさんは色白で髪に軽くパーマを
     かけて、かわいらしかった。「二人は親友みたいで、めぐみさんは淑姫と別れる
     時、お金をためて買った服やバッグを贈っていた」

                       ~ 読売新聞 9月17日 ~
     


   私は繰り返し拉致被害者の中には既に北の工作員になってしまって今さら日本に帰れ
  ない人達がいると述べてきた。読売新聞の金 賢姫へのインタビューでは、

    「横田めぐみさんも田口八重子さんも工作員と親しかった、日本語を教えた」
   
   という程度で工作員そのものとは述べていない。
   でも、金女史のこの一言は重く受けとめるべきだ。

    「やはり彼女たちを帰すのは無理なんだ」

    「二人は工作機関の内情を知りすぎたため、返せない
    のだろう」
 


   横田めぐみさんは拉致被害者のうち一番有名な人だろう。
   確か彼女の歌までできたはずだ。
   何でそうなったのか?拉致された時、一番年少だったからか?
   今や事情通なら誰でも承知していることだが、彼女の母親・早紀江さんは皇室の血を
  引く人だ。金 正日は日本の皇室の血が欲しかったからめぐみさんを拉致した?
   しかもめぐみさんは「知り過ぎて」しまった。
   この二つを考えると、ご両親には酷なようだが、拉致被害者のうちもっとも帰国困難な
  のはめぐみさんではないのか?


   拉致被害者家族会は他にもいるが、インタビューの際はいつも横田夫妻にフォーカス
  される。他の拉致被害者は知らなくても国民は横田めぐみさんはもれなく知っている。
   そんなめぐみさんが帰国できないなら他の全員が帰国できたとしても拉致問題は解決
  できない。国民はそう考えるのではないか?
   そんな状態で北朝鮮と国交正常化だと!バカも休み休みに言え!
   国民もメディアもそう大合唱するだろう。
   でも、冷静に考えて欲しい。
   最も帰国可能性の低いだろう人にフォーカスするメディアはそもそもおかしくないか?
   
   特攻隊で散った若い命もジャングルでマラリアに罹り野たれ死んだオッサンの命も命の
  重さに変わりはない。拉致被害者も同様で、別にめぐみさんだけが特別ではないはずだ。
   穿(うが)ち過ぎと言われるかもしれんが、

   拉致問題をめぐる報道、言説は壮大なめくらまし、ワナなのではないか? 
   
   朝鮮半島にいかに影響力を及ぼすことができるかが、背後の中国、ロシアを考え
  た場合、地政学的に日本の生命線であることは昔も今も将来も変わらない。

   国交がなくても影響力ゼロではないが、朝鮮半島に一枚(韓国)だけでなくもう1枚
  (北朝鮮)が加わった方がいいに決まっている。(だからこそ米韓は日朝国交正常化を
  邪魔しつづけるのだ)
   拉致問題に拘泥し過ぎると、日本はもっと大きな国益を失う。 
   拉致被害者全員帰国はやはり困難と言わざるを得ない。  
   一人、二人は残されると考える方が現実的だろう。  
   だったら、残る一人、二人は御両親と対面させて生存を確認する、ここが落とし所だと
  考える。

   勇ましいこと言う自称「保守」は、イザとなったら国民に「戦争に行け!」と言う立場
  の人達だ。それは暗示的だが確実に何人かには「戦死せよ!」と命じることでもある。
   そういう立場にあるはずの自称「保守」から私のような言説がいっこうに出てこないの
  はどうしたことだ!

    違いますか?青いバッチをつけた政治家、言論人の方々!

   日本一の発行部数を誇る全国紙に「拉致被害者のうち帰国が難しい人がいる」と記事に
  なっていることを青いバッチをつけた政治家はしっかりと認識しないといけない。
   「そんなのとっくの昔に知っているよ。票が欲しいからポーズでやっているだけだよ」
  と言うならいいのだが、本気で何が何でも全員帰国と考えている人がいるとしたら困った
  もんだ。


  PS.PC不調のためしばらくパラパラの更新となります。
     ご容赦ください。








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