素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

「橋下 徹 vs 週刊朝日 」  リローデッド




   
   週刊朝日の謝罪とおわび文掲載で一件落着のようで相変わらず橋下大阪市長は吼えて
  いる。世間(ネットも含む)の論調は「週刊朝日はけしからん」と橋下擁護が大勢を占めてい
  るようだ。特に「朝日」ということで、朝日憎しの連中はここぞとばかりに舌鋒鋭い。
   私としては「マスゴミ交代」と言っているくらいなので、朝日だろうが産経だろうが読売だろ
  が日経だろうが軒並みダメと思っているわけで発信がどこかはどうでもいい。
   どこであろうと整理部の“ 検閲 ”をくぐり抜けていい記事書いている記者もいるだろう。
   それぞれ個別に判断するだけのことだ。

   すべて目を通したわけでないが、今回の記事に関する橋下擁護の論陣を張る人々の多く
  に共通することは「同和 ⇒ 差別」だからけしからんという論調だと思われる。
   確かに週刊朝日の表紙から編集部の一文及びタイトルは侮蔑的で差別的だ。
   「差別」、「いじめ」は共に批判されるが昔から存在し現在もなくならないし、おそらく
  将来も同様だろう。
   世界中の差別は「人種」に絡むものが多いが、どうも日本の差別は事情が違う。
   だから、日本的差別の根源に迫らなくてはならないし、私はそのあたりについてふれた。
   これを無視して「同和 ⇒ 差別」だからけしからんではいかんのです。

   それに「差別だ!けしからん」は自分たちが危うくなるとサバタイ派が使う常套手段で
  はないか。「ユダヤ人差別だ!」と迫れば多くの表現者、メディアがひるむ。
   (マイケル・ジャクソンも「ユダヤ人差別だ」とやられたようだが、どこがそうなの
    か私にはさっぱりわからない)
   
   だからこそ、日本的差別の根源をさぐり「建前」(社会)と「本音」(世間)の間の
  欺瞞と当該記事の特性を天秤にかけ判断しないと意味をなさないのだ。


   「ハシシタ」の記事での橋下氏の父親は、仮にヤクザでも同和でもなくても、はっきり
  言ってしまえば博打で身もちくずしたしょうもない人物だろう。
   「同和 ⇒ 差別」の単純直角思考ではそこのところ見落とす。
   ヤクザであっても人望の厚い人物はいるだろうし、もう絶滅に近いかも知れんが任侠道
  に生きている人だっているだろう。同様に同和出身だって立派な人はいるだろう。
   それでもヤクザだから同和だからという理由で否定する時「差別」が生まれる。
   「ハシシタ」の記事の記述には、父親の人間としてのしょうもなさが際立っていると
  思う。
   
   
   世の中には「お里が知れる」という言葉があります。
   週刊朝日の謝罪の仕方がけしからんという橋下氏の主張は一理ありますが、だからと
  いって「人間じゃない。犬猫以下だ。朝日新聞社グループは鬼畜集団だ」という発言は
  首長の言葉とは思えない。
   (事実誤認だったとさっさと謝罪したようだが)
   いくら立派な政策掲げようと、主張が正しかろうと言葉の端から伺い知れる「お里」は
  隠しきれない。この発言のトーンとあの記事に描かれる世界はリンクすると考えるのが
  道理ではないだろうか?

   「政治家は言葉だ」と思います。
   政治家としての公の言葉と今回の発言は違うと言うのかもしれないが、一国の首相とな
  る可能性が否定できない人物があのような言葉づかいではいかがなものかと思うのは私一
  人だけではあるまい。

   そんなことより政策で判断して欲しいというなら、私としては一言でお終いだ。

    「TPP参加を党是とする政党による政権ができたら日本は終わりだ」と。

   安倍、石波、石原、林の各氏は自民党総裁選で「国益にそぐわないTPPには参加でき
  ない」と発言したことをゆめゆめお忘れにならにないように願いたいものだ。
   そんな自民党がTPPを党是とする政党とは連立、連携しませんよね。
   TPPがなぜダメなのかは2年前よりさんざん書いたので割愛させて頂く。
   TPPも含めて今回の「橋下 vs 週刊朝日」に関する最も優れたブログは「カレイド
  スコープ」さんのこの記事だろう。もう読まれたかもしれんが一応貼っておこう。

   「ハシシタ」報道の意味と日本維新の会の無政府主義

   
   私は常々「未来の共産主義」と繰り返しているが、「カレイドスコープ」(ダンディ・ハリマオ)
  さんのこの一文はまさしく我が意を得たりでした。

   「新自由主義は、今まだ世界の誰も経験したことのない真の共産主義への過程に
    あるものです。」

 
  
   昨今の地方選挙では民自公維新が公認、推薦する候補が落選したり苦戦しているよう
  です。
   案ずるより日本人はバカではないということだろう。
  
  







スポンサーサイト

政治 | コメント:0 |
<<「 SNS 新・新左翼 」 ですか? | ホーム | 本屋が野菜売ってもいいじゃないか>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |