素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

「 SNS 新・新左翼 」 ですか?

   


   私はブログしかやらないので、SNS事情に疎いのだが、どうやら「SNS新・新左翼」なる
  ものが増殖中だとか。
   「SNS新・新左翼が若者を動かす」(SAPIO 11月号)では、ネット論壇で影響のある
  50人ほどを「保守」、「リベラル」、「現実主義」、「理想主義」というキーワードでマトリックス
  にしている。このうち「リベラル」で「理想主義」のグラデーションが濃い人々が「SNS新・新
  左翼」にあたるらしい。ほぼ真ん中に位置する数人を除く、この「SNS新・新左翼」に位置
  する人達 ――― イケダハヤト、梅田望夫、にしたにまさき、徳力基彦等19人のうち、私が
  知っているのは勝間和代、津田大介の両氏だけで、申しわけないがあとの御仁は見たこと
  も聞いたこともない。
   SNSでは有名なのだろうか?
   記事によると「SNS新・新左翼」の特徴は大きく言って二つでその一つが、

    「SNSなどのネットの新しい技術、サービスが普及することで社会に変革が起こり、
     理想社会が実現する」


   というものだという。
   梅田望夫、佐々木俊尚、津田大介らがこれに該当するらしい。
   
    「新しい技術、サービスによってバラ色の未来がやってくる」
 
   このような世界観が展開されるそうだが、私には理解不能であります。
   彼ら曰く、
    SNSなどで既成のテレビや新聞や書籍は消し、すべての人々が平等に参加できる
   言論の “ フラット化 ”が起きるとか。
    脱原発官邸デモは4割ツイッター経由、全体の約8割がネット経由だったと強調
   される。つまりSNSで日本版「ジャスミン革命」が起きると信じている。
    本家「ジャスミン革命」では、グーグルやMTVがアクセスの集中するFACEBOOK
   ブログ、ツイッターの書き方を指導していたことをご存知ないのだろうか?

    記事本文にもあるようにSNS言論人は独自の取材やオリジナルな言説に乏しい
   ことが多い。(既存メディアから来た人は例外だが)つまり依然として既存メディア
   に依存しているし、既存メディアの方が影響力が大きい。
    テレビで視聴率1%など約100万人程度でお話しにならないが、これ程のフロワー
   のいるツィッターは孫 正義や有吉弘行他数名しかいない。
    「NHK NEWS WEB」に出演している津田氏が独自の見解を述べること
   は少なく、たいがい専門家呼んできてMCとして話を聞くだけだ。
    既存メデイアを完全に凌駕する言説がツイッターでどれだけつぶやかれているか。
    それはここでは取り上げられていないブロガーに見られるのではないか?


    「SNS新・新左翼」、二つ目の特徴は集団の性善説に基づく価値を前面に
   出すことだという。具体的なフレーズでいうと「絆」、「助け合い」、「共感」、
   「感動」、「正義」、「理想」等々。

    これに関して私は前記特徴よりさらに遠いところにいる。
    これらのフレーズで代表される事態に関して私は常日頃、「うすら甘いヒューマニ
   ズム」とか「玄関でヒューマニズムを向かえ入れ裏口からニヒリズムを招き入れる」 
   とか言い続けている。 
    もちろんこれらのフレーズに代表される事態は、世の中にとって必要不可欠だが、
   それは結果としてそうなればいいだけのことであって、スローガンのように前面に
   押し出すことではない。
    これらフレーズに代表される「うすら甘いヒューマニズム」がSNSには蔓延し
   「いいこと言わなきゃ」圧力があるようだ。
   「いいこと言わなきゃ」圧力の裏返しが誹謗、中傷、炎上圧力だろう。
   真逆のようで両者はコインの表裏のような気がするね。
   真相(深層)はそのどちらでもないところにあると思うのだが。

  
   中川淳一郎氏はフエィスブックの「シェア」ボタンを取り上げ、SNS新・新左翼には
  「ネットを介した共栄主義」の側面がるあると指摘している。
  
   一時、「共生」という言葉がよく喧伝されたが、この頃は御無沙汰だ。
   「共生」は古来より日本に伝わるDNAだと言っていいだろう。
   でも、昨今はどうも事情が違うような気がする。
  「ネットを介した共生」はリアルワールドでは「シェアハウス」、「ソーシャル・アパート
  メント」になるだろう。
   今のところ若者が主たる住人だが「お一人様」が増えて中高年の「シェアハウス」、
  「ソーシャル・アパートメント」も増えてくるかもしれない。
   もちろん、これらは家族の崩壊が前提であり、なぜそうなるかと言えば一見あたかも時流
  のように思われても社会工学(主として女性の自立)を駆使した結果なのであります。
   
   家族の崩壊は彼らのアジェンダであり、共栄主義はネットから彼らの居住環境へと展開し
  やがて集産主義、しいては共産主義へと発展する可能性を秘めている。
   (これらを推進するもう一つの重要なキーワードは「環境」だ)

   「SNS新・新左翼」も結局、彼らのアジェンダ実現のための駒(プレイヤー)という
  ことであります。
  
     (「 『 SNS新・新左翼 』 」でも『 ネトウヨ 』でもなく」に続く)




   


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