素晴らしき放浪者の戯言

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江戸三十三箇所 第二十五番  魚籃寺

   《魚籃寺》

              山 号:三田山
              院 号:水月院
              寺 号:魚籃寺
              御本尊:阿弥陀如来、魚籃観音
              宗 派:浄土宗 
 

   今回と次回は共に港区三田にあるこから連続でいきます。
   まずは、魚籃寺の縁起からです。

   元和3年(1617年)頃に豊前国中津にある円応寺に称誉が建立した塔頭である魚籃院を
  前身とする。 寺の創建は承応元年(1652年)称誉が現在の地に観音堂を建て、本尊をここ
  に移したことに始まる。

  
 
 魚籃寺 山門
           山 門  手前に六地蔵が鎮座している。

 魚籃寺 浄土宗 魚籃寺 二十五番札所 


  〔超基礎からわかる佛教〕~ 魚籃観音の巻

   三十三観音の一。魚の入った籠をさげていることから、この名前がある。
   唐代に陝西省方面で籠に魚を入れて売って歩く美女があり、それが観音の化身で
   あったという伝説に基づく。中国で弘く信仰され、わが国へは十七世紀の中ごろ
   に長崎からこの観音の像が伝えられ、芝三田の魚籃寺の本尊として祀られたのが
   最初である。

               ~ 日本佛教語辞典 ~

   この魚籃寺が元祖というわけです。
   三十三観音としてはこれらが挙げられる。

    楊柳(ようりゅう)観音 、龍頭(りゅうず)観音、持経(じきょう)観音
    円光(えんこう)観音、 遊戯(ゆげ)観音、白衣(びゃくえ)観音  
    蓮臥(れんが)観音 、滝見(たきみ)観音、施薬(せやく)観音   
    魚籃(ぎょらん)観音、徳王(とくおう)観音 、水月(すいげつ)観音  
    一葉(いちよう)観音、青頸(しょうきょう)観音 、威徳(いとく)観音   
    延命(えんめい)観音、衆宝(しゅうほう)観音、 岩戸(いわど)観音
    能静(のうじょう)観音 、阿耨(あのく)観音 、摩堤(あまだい)観音
    葉衣(ようえ)観音、瑠璃(るり)観音 、多羅尊(たらそん)観音 、
    蛤蜊(こうり)観音 、六時(ろくじ)観音 、普悲(ふひ)観音
    馬郎婦(めろうふ)観音、合掌( がっしょう)観音、一如( いちにょ)観音
    不二(ふに)観音、持蓮(じれん)観音 、灑水(しゃすい)観音  

   因みに、出自が明らかのは葉衣、多良尊観音がインド、楊柳、水月、阿摩堤の各観音が
  中央アジア、魚籃、馬郎婦観音が中国と言う具合で残りは定かでないものも多い。



  魚籃寺 本堂
      本 堂  右手に塩地蔵、左手に薬師如来が鎮座する。


  魚籃寺 塩地蔵
   塩地蔵  魚籃寺の塩地蔵は海から現れたのだとか。
   都内にはたくさんの塩地蔵があるが「江戸三十三箇所」では回向院、
   源覚院などに塩地蔵がみられる。浅草寺にもあるそうだが気づかなかった。
   もう一度行ってみよう。

                 (第二十五番 了)









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